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細川護煕 美の軌跡展  [美術]

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6月1日 細川護煕 美の軌跡展 に行ってきました。なにせ初日にはお殿様 細川護煕さんご本人のギャラリートークが2時からあるので、早めに行きました。

今回の展覧会は昨年 「パリ・三越エトワール美術館」で開催されたものとほぼ同じだそうで、この大阪で最後なのですが、今は油絵の作品のほうが多くなっているのだそうです。


まず入ると東北の震災の大きな油絵が…。今回に間に合わせてお描きになったそうで、搬入するときまだ絵の具が乾ききっていなかったとか。
あとは様々な様式の抹茶茶碗(黒楽、黄瀬戸etc) 茶入、茶杓、皿、信楽の陶仏、壺、屏風や一行書(掛け軸)と多岐に渡っています。 細川さんの書体はとてもしなやかなで上品でした。でもご本人は、新聞記者時代とても悪筆で「お前の字は読めない」と言われていたそうで、熊本県知事時代に字を書かないといけないことが多くなったので、県庁のOBの書家について始められたのだそうです。
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(これは陶器の犬です。こういうものは本当にかわゆいんです。)

たくさんの作品の中でGottonが気にいったのは書全般、そして茶入、これはなんかかわいいんです。 あと陶仏。なんか形式ばったものはお嫌いだそうで、肩に力を入れずにしなやかな生き方をされているように思いました。やはり細川のお殿様であり、政治家じゃないんだなと思いました。でもこういう人が文化大臣(今この名前の大臣はないですよね。)をして、日本の良さを世界にアピールする仕事をするべきなんだろうなと思いました。実際個人でフランスにてされているんですよね。

実はGottonサインをしていただきました。当日図録を買った人はしてもらえたのです。しかも私がしてもらったのはギャリートーク前。早く行ったので物販のところで図録や書籍数点を購入していたら、「今、細川さんがいらしているので図録をご購入された方はサインをしていただけますよ~。」と係の人の突然のアナウンス。その時私はレジで支払いをしていたところでした。 ラッキー! むっちゃ緊張いたしました。気さくに”どこからいらしたんですか”とか聞いていただいたんですが、緊張のあまり気のきいたことが一つも言えませんでした…。この図録、家宝にいたします。


なお奥様も早くから入っておられ、ボランティアでに関わっておられるボランティアの宣伝?をしておられました。素敵な方でした。ああいう雰囲気になれたらいいなあ~(無理だけど)なんて思って拝見いたしました。

これからも日本の文化発展、発信に力をお入れくださいね~。(奥様と同じくボランティアですね。)
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