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個人年金を作る その17 「新・通貨戦争」 浜 矩子 著 [個人年金]


新・通貨戦争 次に来る危機の「正体」 (朝日新書)

新・通貨戦争 次に来る危機の「正体」 (朝日新書)

  • 作者: 浜 矩子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/10/11
  • メディア: 新書


もう浜先生のご本を読むのも4冊目になります。大分慣れてきました。
この本2013年の10月30日、今から3年前に書かれた本です。でもとってもタイムリー。
第2章にユーロのことが出てきますが、今のユーロの危うさ、ユーロ圏の問題が書かれています。
こんな頃からヨーロッパの問題がわかっていたんですね。

まず、びっくりしたのは序章で

本来中央銀行は通貨価値の番人であるのにもかかわらず、日本では為替相場の操作をするために市場介入する時、介入の実務を行うのは日本銀行だが、介入に関する意思決定は政府と財務省が行う。

とあります。えっ、そうなの?いつも黒田さんが前面に出てきてますが、その陰に財務省が隠れてるんジャン。ずるーい!という感想を持ってしまいました。

そして

「通貨を膨張させるやり方は、下手くそな国家経営者が第一番目に飛びつくニセ万能薬だ。二番目が戦争である。この両者は、いずれも、つかのまの繁栄をもたらす。そして、永遠の崩壊につながる。ところが、この両者こそ、政治経済的人気取り人間どもの駆け込み寺である。」  アーネスト・ヘミングウェイ (翻訳 浜先生)

もう一番目には飛びついちゃったんですよね。今うまくいってないんですが、二番目には行かないですよね。安倍首相?


そして第5章で語られる アジア通貨危機とリーマンショック。
その頃の日本は、ゼロ金利政策と量的緩和を行っており、国内ではまともな金利を稼げない円が海外に流出し、アジア通貨危機やリーマンショックのお手伝いをしてしまった。

ゼロ金利政策と量的緩和って今のことじゃないの?(今はマイナス金利政策だけど)
浜先生は今のアベノミクスの政策ではまたバブルが起こりクラッシュも起こると心配されているようです。

最後のほうで、 ≪全隣総攻撃から全隣総善隣へ≫ と主張しておられますが、こういうところが私は好きなんですね~。あの厳しい口調の裏には、みんな仲良く平和に暮らしましょうという思いがおありなんですよね~。
きっとアホノミクスの本にはバブルに対する警鐘が鳴らされているんではないかと思います。
  

読めば読むほど、浜先生がFRBのイエレンさんに見えてきてしまいます。2人でお話をしたら結構意気投合するのではないでしょうか?

他人にどう思われようと持論を展開される浜先生。これからも一般向けにご本を出してくださいね~♪



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個人年金を作る その16 年金 物価上昇時でも賃金が下がれば年金支給額を引き下げる仕組みを新たに導入を審議中? [個人年金]

年金制度改革関連法案の国会審議で 「物価上昇時でも賃金が下がれば年金支給額を引き下げる仕組みを新たに導入する」 ことを審議しているってありますがこれってどういうこと?

マクロ経済スライドは何のための仕組みかというと、本来は、若年世代の将来の年金への不安を払拭することが狙いであるらしく、若者の年金を守るための措置のようですが、「物価上昇時でも賃金が下がれば」 これって大変なことではないですか?この状況を政府は想定してるってことでしょうか?そうならないように努力するって言ってるそうですが…。政府の物価目標の裏にはこういうことも含まれるの?
いまだって給料はどんどん上がっているわけではないのに、物価はインフレで給料はデフレって苦しいですよ~。多分給料はインフレの人とデフレの人とに分かれると思うけど…。

でもこういうことをきちんと説明しないから(説明したら年金受給者から反発されるから?)年金が信用されない。国民年金の未納率が下がらない。納めたらお得と思わせたらほっといても未納率は下がりますよ~。

う~ん。やはり年金の主力は自分でかなあ。国に納めるのはセーフティーネットととして(死なない程度には国が面倒をみてくれるはず?)で、それなりの生活をするには自分で仕組みを作らないとダメなんでしょうねえ。
でもそうするなら、中学生のころからお金の教育をしてくださいね~。今のままでは路頭に迷う人がでてきちゃいますよ~。


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個人年金を作る その15 「勝てるROE投資術」 広木隆 著 [個人年金]

経済系の番組によく出演されているマネックス証券の広木隆さん。投資の指針として大変参考にさせていただいていますが、一般向けに何冊か本を書いておられます。

ストラテジストにさよならを (ゲーテビジネス新書)

ストラテジストにさよならを (ゲーテビジネス新書)

  • 作者: 広木 隆
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/12/24
  • メディア: 新書



9割の負け組から脱出する投資の思考法

9割の負け組から脱出する投資の思考法

  • 作者: 広木 隆
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



勝てるROE投資術

勝てるROE投資術

  • 作者: 広木 隆
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/11/18
  • メディア: 単行本



楽しく読めるのは「9割の負け組から脱出する投資の思考法」。
マネックス証券のストラテジーレポートをまとめたものなので、お客さん向けにわかりやすく、ときには投資とは違う話題を交えて書かれています。
これや「勝てるROE投資術」を読むと、TVで厳しい表情で冷静かつ理論的に相場をビシッと解説されているのとは違う表情をお見せになられます。一言でいうと <ちょっとお茶目> また内容だけでなく、リズミカルな文体を持っておられるのも読みやすい理由の一つだと思います。

3冊の中で一番難しかったのは「勝てるROE投資術」  
ROEがいまひとつわからないので読んでみましたが、一般向けといえども金融関係者か日経新聞の人が読んで理解できる内容で、売れるために編集者が「勝てる~」なんていう題を付けるのでしょうが、教科書のような本です。
私には???でした。なんとな~くわかるけど、一挙に高校時代の数学の時間にタイムスリップしてしまったような数式と、理系の実験結果の解析図を見せられているようなグラフがいっぱい出てきます。てっきり理系出身の方かと思ったら外国語学部出身でいらっしゃいました。でもこういう仕事をする人の頭の中はやはり理系なんでしょう。
グラフもご自分で作っておられるように思えますし、数式等の解説も多分自分でいろいろなデータを解析したうえで書いてらっしゃるように思え、シロウトが足を踏み入れるにはあまりに深く、プロの方がファンドを作り銘柄選びをする際、どこに着目したらいいかということが書いてあるように思えました。

それでもROEに関してはその意味がわかっていよかったです。JPX400のこともわかりました。こういう用語は一般的に REO(自己資本利益率) 当期純利益÷自己資本×100 なんて書いてありますが、今ひとつ意味がよくわからず式だけ覚えても実際には役に立たないのです。この本で自己資本でいかに利益を出しているかがREOだということがよくわかりました。
また後半は各企業にこういう姿勢でいいんですか?と耳の痛いことも書いてあります。
なお巻末のグラフはなかなか面白いです。このデータだけでも意味ある本ではないでしょうか。

が、しかし、こういう硬い内容なのに不思議な本で、読者の息抜き用に書かれたコラムがなぜかとても印象的。
例えばコラム3 大川翔君というギフテッドの男の子のお話は微笑ましいです。そして最後はこう締めくくられています。
本文
(年少なのでダンスパーティーのパートナーを自分で見つけられなかった翔君に対して)
僕から翔君にアドバイスを差し上げよう。
「リスクをとって挑戦するということです。」
年上のお姉さんは決して安全な株ではない。

う~ん、どういう意味でしょうか?


最近新たにブログも始められています。  Dance with Market https://hiroki.goat.me/
写真がとても美しいのですが、これもご自身で撮られてるんでしょうか?
マネックス証券のレポートよりも頻繁に更新されており、相場が急変して、なぜ?って思っているとすばやく記事をUPして読者を安心させてくださるので頼りにしています。
さすがストラテジスト(あってるかしら?書く時2回間違えた…。言おうというすると舌がもつれる。)ですね。私はこの単語を≪軍師≫と日本語に変換しています。脳内は軍師官兵衛です。(岡田君よかった~。)
マーケットのことがメインでありながら私的なことも含めて自由に書いておられるので、書籍と同様に楽しめます。

で、楽しみにしていたら、 Oct 18, 2016 の記事 「昨日の続きとPurple Haze」  でご自分のブログについて大変厳しく書いておられます。なんとご自身に対して厳しいのでしょう。そんなに厳しくしなくてもって思ってしまいます。それにいろいろ文句を書き込む人もいるようですが、私のようなサイレントマジョリティー(多分文句を言う人より陰ながら応援している人の方が圧倒的に多い)のもいるのですから。言いたい人には言わせておけば という感じです。
このブログにもso-netのようにnice!があればいいのに。
書き込みをする勇気はないけれど、読んでますよ~。応援してますよ~。というのが表に出て、否定的な書き込みがあっても、ごく一部の特殊な意見というのが目に見える形になるので。

とはいうものの、先日TVで、熊本の震災の際在住されていた女優の井上晴美さんが、ブログが炎上した時のことを語っておられましたが、100通の励ましの書き込みがあっても、1通の辛辣な書き込みがあると大変へこむのだそうです。有名人がブログをするにはメンタルが強くないと難しいようです。


話は変わりますが、以前の「新潮流」にサンリオのキティちゃんと同じく将来の夢は詩人になることとありましたが、そちらの方はどうなんでしょうか?忙しいお仕事と同時並行というわけにはいかないのでしょうか?
一読者として詩も読んでみたいような。

すごーく働いていらっしゃるのにあまり節制されていないようなので、いちファンとしてはお体が心配ですが、これからも弱小個人投資家の味方として頼りになる軍師であってくださいませ~。



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個人年金を作る その14 「華僑流おカネと人生の管理術」 宋文洲 著 [個人年金]


華僑流おカネと人生の管理術

華僑流おカネと人生の管理術

  • 作者: 宋 文洲
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/05/20
  • メディア: 単行本


久しぶりに年金の話題
(最近あまりに変化が激しく、ニュースや解説を見るのが精いっぱいで、ここに書ける状態ではありません。相変わらずの運用難)
といっても直接年金とは関係ないのですが、宋さんがよくTVに出ておられるのと華僑のものの考え方を知りたくて読みました。
華僑はチャレンジする これにつきるようです。それがリスク管理になっているという考え方です。
この方は文化大革命の時代を中国で過ごし、土地や資産があるため奪われ虐げられ、文化大革命が終わると手のひらを返したように周りの態度が変わるのを経験されているので、今は良くてもいつどうなるかわからない、国は頼れないという考え方を持っておられます。
事業をすることも投資をすることも生き残ってくためという、ちょっと日本人とは違った感覚です。

しかし「家書」というそれぞれの家に伝わる教えなどはためになりました。それと理財という考え方は年金運用に通じるところがありました。リスクマネジメントの意味合いを持つ理財。分散投資が基本なのと借金は1:0.6まで。(これは宋さんご自身の考え方です。)借金は自己資金が1000万あれば600万までに抑えると、失敗してもやり直せるなど事業をした人ならではの感覚が書いてあります。失敗しないのではなく失敗してもやり直せるようにする。トライ&エラー。これはサラリーマン的な感覚ではないと思います。

家族の国籍を分散させる。これもいつ国を追われるかもしれないという考え方から来るようです。

そして三把刀(サン・バ・ダオ)…三本の刃物。理髪店、裁縫屋、中華料理店。華僑の三大職業で、世界のどこに行ってもハサミか包丁があれば大きな資金がなくても体一つで始められるからだそうです。
そしてコツコツ資金を貯めたら次の展開に移る。最初から斬新なビジネスは始めないのだそうです。


ただひとつ、小さなツッコミを。この中で日本人が運用を嫌うのは子供の頃から「お金は汚いもの」という考え方に接してきたことにある。とありますが、これは大阪ではありえません。お金に関してすごくオープンで、汚いとは思っていません。お金大好きです。これいくらした?なんて会話はしょっちゅうですし、TVの番組内で紹介した商品の値段に関して「高~!」(よく見るのは漫才師のハイヒールのお二人です。)というコメントを平気で言い、局もカットしない。これは東京ではありえないと思います。
またそのうえ私は母方が商売をしているので、家書というほどではないですが、お金の教育は小さい頃からされました。なので宋さん、大阪人とお金の話をしてみてください。すごく華僑の考え方と似ていると思いますよ~。


この本は、もしかしたら会社員を辞めて事業をするかもと思う人の入門書にもいいと思います。
難しい本ではないですし、宋さんがいろいろご自身の失敗談を隠すことなく書いておられて好感を持てます。事業をしない人も一度どうぞ!




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こんなファンドが欲しい [個人年金]

個人年金のいい運用先がないかと探すもののなかなか出会えていません。

インデックス運用でもいいのですが、こんなに市場が不安定で本当にインデックス運用でいいのか???です。これから日本経済がある一定期間右肩下がりだったらインデックス運用は賢い方法ではありません。

で、いろいろ考えるとヘッジファンドに行きあたるんです。
でもアメリカ的な(儲けるためにはなにをやってもいい)ヘッジファンドではなく、卓球のカットマンのようなファンド。
為替の急な変化や株式の大きな動きに対応し、一般投資家が指をくわえて見ているしかないマーケットの動きに対応してくれるファンド(大損しないという感じ)。
そのうえチャンスが来たら積極的に利益を取ってくれる。 厚かましいかなあ~。でもこれこそプロの運用だと思うんだけど。
シロウトにでもできることしかしていないファンドに手数料払う気にはなれないんですが…。

最初に手数料をしっかりもらうから上手くいってもいかなかくっても、このファンドからの儲けは変わらないという商品が多すぎる気がしています。運用に力を入れてもらっているようにはあまり思えません。


一般人は24時間市場をチェックする時間がなく、情報も限られており遅い。しかも資金が小さい。海外の株式や債券は素人には難しい。情報があまりに少なすぎるうえ、為替の問題があり、時にはには税務署の申告が絡んできます。できるだけ税務署の申告は避けたいのです。


これだけやってもらったら、ノーロードとは言いません。
また成功報酬制も併用でいいと思います。パフォーマンスがよかったら会社がより儲かる。ファンドマネーシャーもやる気が起きるんじゃないでしょうか。
金額も50万とか100万一括でもいいです。それでもラップファンドよりずっとハードルは低いです。

こんなファンドないかな~。


追記

先日銀行から保険商品の勧誘の電話がかかってきました。
8月頃に定期預金をした銀行からでした。
その時窓口の女子行員さんは、ついでにいろいろ商品の説明をしたのですが、その勧誘でした。
今や普通の銀行からでもこういう勧誘の電話があるんですね。びっくり!
証券会社や信託銀行ならわかるんですが…。
銀行もほんの少しの定期預金のお客にまでTELする時代になったんでしょうか?
うかつに金融機関に近づけません。


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個人年金を作る その13 セミナー ラップ口座 [個人年金]

某証券会社のセミナーに行ってきました。
詳しく書くとどこのかわかると思いますが、一応某ということで。

オープンセミナーではなく口座のある人向けでしたが、ラップ口座の勧誘でした。

このラップ講座、某証券会社では各支店は取り次ぐだけで、本社で一元管理されます。
始まって10年だそうです。
そして仕組みを簡単にいうと、複数のファンド(投資信託)を5段階のリスク水準に合わせてプログラムを組むものです。
大きく分けてプログラムは2つ
プレミアムプログラム(1000万以上)
バリュープログラム(500万以上)

プレミアムプログラムがバリュープログラムと違うのは  
  アクティブ運用で、オルタナティブがある、為替ヘッジのある、なし、50%ずつが選べる
です。

意向に沿ってリスクを選び( 保守的 やや保守的 普通 やや積極的 積極的の5つ)あとはおまかせというものです。

費用は固定報酬制と実績報酬併用制があり、実績報酬併用制のほうは固定報酬制よりも固定部分は少し安いけれど、運用益が積み上がった部分については1年ごとに10.8%いるというものです。
多分ですが1000万以上で固定報酬制だと一番高くてで1.7064%です。

多分というのも当日のセミナー(というか販売会?)はなぜラップ口座が必要かといったことを説明するために時間がさかれすぎ、詳しい商品説明が少なかったのです。
興味がある人は支店の社員に訊いてねってことでしょうか?

まあ講師の方のお話は面白かったのですが、なんか違和感が…。
これどっかでこんな感じのお話があったな~と思いだすと、マンションの販売です。

関西でも有名な人気の場所に結構割安なマンションが建ったときがありました。普通なら住めなかった場所に住めるということで、多くの人がそのマンションのショールームを見に来てました。(私も行きました。)
私はその場所一体が阪神大震災の時打撃を受け、富裕層が逃げ出し(多くは便利のいいタワーマンションに引っ越した)、企業のリストラの一環で社宅等が売られたところであると知っていたので冷静に物件を見ましたが、ものすごい熱気だったのを覚えています。
もちろん普通のマンションよりは高いですが、なにせ〇〇(地名)。「〇〇に住んでいるの。」って言いたい人は大勢いいます。すぐ売れました。そのときの感じと似ているのです。

ラップ口座のイメージって1億ぐらい持ってないとできない富裕層だけが恩恵に預かれる商品のイメージがありますが、それがなんと500万からできるというのが ウリ なんでしょうね。


う~ん、まず500万からのは為替ヘッジがない。これってどうよ。セミナー中に1ドル100円割ったよ。

あと実績報酬併用制ですが、固定報酬制と固定部分が0.1~0.2ぐらいしか変わらない。まあ昔の某証券会社にしては手数料を下げたと思いますが、併用するなら固定部分を固定制の半額ぐらいにしないとね~。それともそんなに利益がでないのかな~(イジワル)。

そしてお客様が80歳以上でヒアリングの結果リスク水準が「普通」「やや積極的」「積極的」の場合、ご契約の際はあらかじめ75歳未満のご家族のご同意が必要となります。  だそうです。


試しに1000万で 為替ヘッジあり REIT・オルタナティブあり  リスク水準 保守的 で資料を出してもらいました。

期待リターン 0.43% 手数料 1.0044% でした。リターンが手数料より下回るんですけど…。
これ考えた人って、関西人じゃないと思う。お得度が低い。

手数料は以前より低いものの、ずっとお任せするには頼りなく、今このマイナス金利時代にに向いている商品なのかは?です。
もう少しフレキシブルなものが欲しいなあ~。
どうも某証券さん、顧客の方を向いていないよね。(昔からか)
本当に私たちのためになる商品開発してよ。上司のほう向いてないでね~。


追記

セミナーの中で新人君の初任給が紹介されました。20万ぐらいだそうです。証券会社だからボーナスで差が付くと思うけど、低いな~。こんなに低いの?今はこんなもんなのかなあ。あんなに大変な仕事をするのに。
そういう人にそれなりの額のお金をゆだねるの、少し怖くなりました。



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個人年金を作る その12 中国 [個人年金]

個人年金の運用に投資信託や株式をお持ちの方は豊島逸夫さんの ≪豊島逸夫の手帖≫ を読んでいただきたいです。

2016年8月10日  中国経済指導部内の亀裂  
http://gold.mmc.co.jp/toshima_t/2016/08/2404.html

2016年8月12日 人民元のジレンマが尖閣問題を先鋭化させるhttp://gold.mmc.co.jp/toshima_t/2016/08/2405.html 

今はオリンピックの最中なので派手な動きはないかと思われますが、終わった途端、為替、株式が動くのではないかと思います。その中で心配なのは中国。
アメリカやヨーロッパはちゃんとニュースが伝わりますが、そこは中国。突然え~っ!!なんてことがないとも限りません。
私は日本株だから大丈夫!と思っていても、為替に振り回され、その企業が中国で結構手広くやっていたらあっという間に株価は下がります。

う~ん、あっちを向いてもこっちを向いてもなんか不安定。案外その中で日本はいいほうなのでは?
なのになぜか株価は振り回され、国は円高を阻止しようとする。
安全通貨として買われるジレンマなんでしょうか?



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個人年金を作る その11 「ウォール街のランダム・ウォーカー」 [個人年金]


ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

  • 作者: バートン・マルキール
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2016/03/10
  • メディア: 単行本



誰か忘れましたが、推薦図書として上げておられたので読んでみました。読んだのは199年12月出版の第7版です。

しかし…厚さ約2.5㎝で467ページ、そして字が小さい…。なんとか読み終えましたが、アメリカ人の書くこの手の本は、なぜこうも分厚いものが多いのか?こうしないといけないというルールでもあるんでしょうか?

で、読んでみると、前半はいろいろな手法を否定しています。
じっくり読むよりざっと読み飛ばした方がよかったと思いました。

具体的に役立ちそうなのは残り1/4の  第4部 ウォール街の歩き方手引き  から後です。

アセット・ロケーションの四つの基準

1. リスクとリターンは正比例する

2. 投資のリスクは投資期間に依存する

3. ドル・コスト平均法はリスクを有効に軽減する。

4. リスク許容度は資産規模で異なる

アセットミックスは年齢別になっていました。


ウォール街の3つの歩き方(どれが自分にあてはまるか?)

1. 思考停止型の歩き方
     インデックス投資でプロを上回る

2. 手作り型の歩き方
     有望銘柄の探し方

3. 人に任せるタイプの歩き方
     専門家を雇うべし

自分のリスク許容度はどれぐらいなのか、また何歳なのかでアセットが変わってきます。
若いときほど株式を入れて積極的に、年を取ったら保守的にと変えてありました。

例えば 50代半ば

現金  5%
債券  37.5%
株式  45%
不動産 12.5%

なんですが、今の日本で債券がねえ~。しばらく現金で置いておくしかないかも。
不動産はREITなんていいかもしれません。投信やETFがあります。
私は確実に指値で売れるETFの方が好きですが、まだまだ投信ほど数がありません。日中ほとんど取引がないものもけっこうあります。なので選別は大切です。投信の方が証券会社はもうかるんだろうなあ~。


アメリカではこういう投資に対して税制優遇がけっこうあるようです。日本では最近やっと始まったNISAなんかがそうですね。



ともかく分厚い本なので、もしお時間があればどうぞという感じです。




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個人年金を作る その10 「敗者のゲーム」 [個人年金]

前に読んだ 「敗者のゲーム」 について、遅くなりましたが書いてみたいと思います

敗者のゲーム〈原著第6版〉

敗者のゲーム〈原著第6版〉

  • 作者: チャールズ・エリス
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/01/24
  • メディア: 単行本



市場に勝とうとせず、ともかくインデックスの投資信託での運用を勧めています。

この本が書かれた頃より、今はコンピュータの高速取引が主流なんでしょうから、市場に勝とうとは全く思っていませが、この頃からインデックス投資は有効だと結果が出ているんですね。
私はちょっと物足らないのでインデックス投資はしていませんが、いろいろ考えるのは面倒だと言う人にはピッタリだと思います。

でもただひとつ、例えば日経225のインデックス投資の場合、あくまでも長期的に右肩上がりでないと利益は出ません。このあたりはアメリカの市場を相手にしている人向けなんですよね。

節税に対してもいろいろ書いてありましたが、日本とは若干違うので、注意が必要です。

でも時間があれば読んでみたらいいのではと思う本です。


追記
この本の原題は 「Winnig the Loser's Game」 なんですが、直訳すると 「敗者のゲームに勝つ」
ではないかと思うのですが、なにせ英語は大の苦手。得意な方、どうなんでしょうか?





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個人年金を作る その9 証券セミナー [個人年金]

今日、某証券会社のセミナーに行ってきました。東京と大阪で大規模に開催されるものです。
竹中平蔵先生の講演が一番最初です。
お話がお上手でわかりやすいです。慣れていらっしゃいますね~。
バーナキンさんが日本に来られて安倍首相や黒田日銀総裁と会ったことに触れられて、ご自分の著書の宣伝だと言っておられましたが、さてどうでしょう。真の目的は?

楽天証券の窪田真之さんは具体的に推奨銘柄を上げておられました。≪3分でわかる今日の投資戦略≫で昨日のレジメを発表するそうです。https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/stock/kubota/

あとの方は残念ながらピンとくるお話は聞けませんでした。
ホリコキャピタルの堀古英司さんでさえ、Newsモーニングサテライトのときのような鋭い切り口はなかったように思います。やはり証券会社に依頼されたお仕事だからでしょうか?
もう来年はいいかなあ~。

うれしかったのはETF一覧の分厚いbookが手に入ったことです。見やすいので役立ちそうです。

また〇ラップの宣伝があり、アンケートにこたえてクレラップもらいました。いわゆるラップ口座ですが、少額から始められ取扱手数料も安いのですが、私は自分でファンドを選びたい気持ちが強く、おまかせに乗り気になれませんでした。もし本当にラップ口座として上手く運用できるようなら選択肢の一つとしてもいいかなあ~という感じです。しばらく様子見ですね。



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