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河合悌市  愉快な銅具展  神戸大丸 [美術]

先日ふらっと立ち寄った神戸大丸で  河合悌市 愉快な銅具展をやってました。


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写真はギャラリー紀楽さん(http://www.gallery-kiraku.com/st/kako/teiichikawai4/)のものです。

でも画廊のところでなく、7階エスカレーターのすぐ横でした。
ともかくかわいいんです。父娘で作品を作ってらっしゃいますが、どれもよくっていっぱい欲しかったんですが、使うところも財力もないので、一番気に入った〈かえる〉のついている花活けを1つ買いました。柱に掛ける花活けで、パズルのようにいろいろ工夫できます。かえるちゃんは取り外し可能で、取っ手に付けても本体に付けてもOKです。

味わいのある銅は時がたつと緑青が出てきてまた違う姿を見せてくれるそうです。
いろいろお話をしていたのですが、私が茶道にも使えるというと、お茶の先生はあまり宣伝してくれないと言われました。他の人に知られてまねされたくないのだそうです。なんか心が狭いなあ~って思ってしまいます。というか、普通お茶会などでは 会記 に お軸は 誰の作、お茶碗は誰の作、花入れは誰の作って書いて皆さんにお見せするんですけどね。

まだもう少し展示されているので、神戸大丸にお寄りの方はふらっと寄ってみてはいかがでしょうか?


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紫舟イズム見てきました。 [美術]

ちょっと辛口です。
紫舟さんの「紫舟イズム」(阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー 10月8日まで 入場無料)を見てきました。
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http://www.e-sisyu.com/exhibitions/sisyuism

紫舟さんです。ギャラリーにいらっしゃいました。
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う~ん。
もういわゆる書家ではないですよね。
昔小さな作品買ったんですけどね。
今、大阪芸大の先生をされてるようです。
絵画に文字が使われているというかなんというか。

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これは以前のもので今回の作品ではないです。

昔見た他の書家の字を見たくなりました。





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梅田阪急 ルイ・ヴィトン  「Time capsule」展 [美術]

梅田阪急でルイ・ヴィトン 「Time capsule」展を見てきました。
7月14日(土)~8月1日(水)
◎9階 阪急うめだギャラリー/アートステージ(入場無料)
    ※入場は閉場の30分前まで

https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/information/international/00654293/?catCode=101002

http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/lv_timecapsule/index.html (詳細)


ルイヴィトンのルーツってやっぱり船旅用?の大きなトランクだなって思いました。
決して自分で運ばないちょっとした箪笥のような頑丈で使い勝手のよいトランク。丈夫だけどキレイ。

そんなにたくさんは展示されてませんでしたが、私の心を捉えたのが茶箱です。欲しい!
(左奥の赤いものです。)

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係りの人に訊くと特注品で普通には売ってないそうです。

後で調べたらこの方のブログに載っていたので、転載させていただきました。こちらは緑色ですね。
https://blogs.yahoo.co.jp/mwbhappygolucky/21284817.html

さすがお茶人は考えることが違いますね。ルイヴィトンに茶箱を作らせるなんて!
私のほうはさすがにルイヴィトンで作ってもらうには財政的にきびしいですから、何かを転用して作りたいなあ~。

あと欲しいのはマルゼブル。

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残念ながら今は販売されておらず、中古品でしか手に入りません。以前にも書いたような気がしますが、年配の奥様がお着物を着てこのバックを持ってらっしゃったのですが、すごく素敵でした。
着物は牛皮はちょっとしっくりこないし、よくある帯生地などで作ったバックは着物の柄によったらちょっと合わない時が…。その点このバックならどんな着物でもOKでしょう。
ずいぶん昔に買ったシステム手帳、まだ全然どうにもなってません。きれいなままです。ルイヴィトンって丈夫なんだなあ~。なのでこのバックは欲しいんです。復活しないかなあ~。それとも特注?



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伊丹市立美術館 「岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ」 展覧会 [美術]

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伊丹市立美術館で開かれている 「岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ」 展覧会へ行ってきました。
http://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/current_exhibition/

私は彼女が活躍した時代には作品を読んでいなくて、読んだのは「ヘルタースケルター」1作のみです。
でもそれはなんと印象深い作品だったことか。いわゆる≪漫画≫では片付かられない深い深い作品でした。

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

  • 作者: 岡崎 京子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2003/04/08
  • メディア: コミック


読んだのは蜷川実花さんの映画「ヘルタースケルター」を見たからですが、原作の方がよりディープでした。
http://gottonfactory.blog.so-net.ne.jp/2014-03-24  ←以前の記事

展示の中心は原画で、あとは掲載されていた雑誌がガラスケースの中に展示されていました。
とってもきれいな線で描かれる女性。
この人が活躍したのは1980年代のバブル時代だそうですが、その中でこういう漫画を描くなんて…。

私の頃の漫画といえばベルばらやエースをねらえで、小説でいえば直木賞系エンターテーメント漫画とすれば
、彼女の書く漫画は芥川賞系のように思われます。 ≪女である私って何?≫ って聞こえくるような作品です。

会場に何冊か作品が置いてあったので 「PINK]  を読みました。
ワニを飼うために昼間はOL 夜はホテトル嬢をする主人公。そこに継母やその娘、継母の若い愛人が登場し物語を繰り広げてていきますが、こんな内容、集英社の雑誌では掲載無理ですよね。   


pink

pink

  • 作者: 岡崎 京子
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2010/07/29
  • メディア: コミック



そして「さくらん」の作者の安野モヨコさんは岡崎京子さんのアシスタントだったそうで、岡崎さんが自動車事故に合った時も駆けつけたそうです。安野さんの作品もそうたくさん読んだわけではないけれど、同じ系統の漫画だなって思います  

親友・愛弟子・ファンが語る岡崎京子 桜沢エリカ×安野モヨコ×しまおまほ「岡崎京子展」プレトークイベント
http://manga-style.jp/press/?p=19608

ここではそばで作者を見ていた人たちから普段の岡崎京子さんが語られます。
こんな漫画って他の国にあるんだろうか?日本の漫画ってすごいところまでいってしまったのでは?と感じています。

展覧会はもうすぐ終わってしまうので〈11日(日)まで〉、迷っている方はぜひどうぞ。
美術館周辺にはおいしいパン屋さんやタリーズコーヒーなんかがあって、見終わった後にぶらっとお散歩するのもお勧めですよ~。
(美術館ってそうあって欲しい。兵庫県立美術館って行きずらいし、行っても周辺に面白いお店も少ない。その点この伊丹市立美術館や神戸市立美術館は周辺も楽しくって好きです。)




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大阪市立東洋陶器美術館 宮川香山展  [美術]

この頃年金がらみの生臭い記事が続いたので、ちょっと気分を変えて…。

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宮川香山展へ行ってきました。
一言でいうと 圧倒されました。

おそろしく上手な陶芸家。
明治初期に輸出用陶器を制作した人のようですが、まず器の形がすばらしい。
そこに書かれている絵もすばらしい。
そしてなによりその陶器の上に付けられている鳥、動物 植物すべてがリアルで精緻です。
下のポスターにあるとおり 超絶技巧 です。

もちろん輸出用で商品ですが、自分のできることの限界に常に挑戦していったように見えました。

このカニの付いた花瓶ですが、後年もっとうまくできると寸分たがわず同じものを作っており、それが2つ並べて展示してあります。
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(これは別の展覧会のポスターです。)
このカニといい、花瓶といい、本当に同じ寸法で作ってありました。そんなこと普通にできることなんでしょうか?

この写真にあるものだけではありません。本当にたくさんのすばらしい陶器、磁器が展示してありました。
天才というより鬼才という感じがしました。
観終わるとフラフラになってしまいました。ものすごいパワーです。

あと、東洋陶器美術館の常設展も観ることができたのですが、いい作品のはずなのに、ぺらっぺらに見えてしまいました。

この宮川香山の作品は田邊哲人コレクションが中心だそうですが、東洋陶器美術館(安宅コレクション)といい見る目のあるお金持ちによってこういうものは大事に残されていくと思うと、インフレなど望まず地味に生きればいいではないか思う反面、余分なお金がないとこういうものは作られず、保存もされていかないこととの矛盾を感じてしまいます。

宮川香山だって幕末の動乱で、各藩に陶器を買ってもらうことができないから、横浜に出て西洋のお金持ちの貴族向けに陶作を進めていったため、こんなに絢爛豪華なものを次々作ったのでしょう。
平和で国内向けだったら京都で茶道具を作って一生を終えたかもしれません。

この世にこのようなすばらしいコレクションがあるなんて思ってもみませんでした。
7月31日(日)まで開催されていますので、陶器や磁器にに興味のある方はぜひ行ってみてください。


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急げ! 森村泰昌 自画像の美術史 6月18日(日)まで 中之島 国立国際美術館へGOー!!! [美術]

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本日、森村泰昌 自画像の美術史へ行ってきました。
最近よく関西ローカルのTVで宣伝していたし、前から気になっていた画家さんだったので、実物を自分で観て本物かどうか確かめてみたいと思いました。

見てびっくり!ともかくショウゲキが走りました。
  ”なんじゃこりゃ"  です。
ひたすら自己を見つめる森村さん。私は何なのか?
どの画家に扮しても、冷徹な目で自己とその画家を見つめている。
そしてその画家の画風、技法をしっかり再現しています。
これと同じことを坂本龍一さんがしています。ベートーヴェン、ドビュッシー、ラベル、バッハ、どの作曲家の作曲技法をもものにして曲を書いています。

ちょっと怖くて(横尾忠則さんの油絵や楳図かずおさんの漫画のような怖さ  おどろおどろしいというか)
なぜかコミカルで笑いそうにもなります。(森村さんは大阪の人なので、大阪人らしいギャグのセンスのようにも思います。)

一通り見たらふらふらになったのと、長編映画の上映時間が合わなかったので一旦退場して休憩しました。
ショップで絵ハガキと太陽の塔の携帯ストラップを買って、感想のノートを書いてから再び入場。
(私は朝日友の会に入っているので入場無料です。年会費1680円で展覧会の入場がタダになったり前売り券の価格になったりします。以前は年間利用の回数制限がありましたがそれもなくなり、有効期限の確認のみになりました。便利に使ってます。すでに元は取りました。)


落ち着いてからもう一度見ると、見慣れたのか不思議と怖さはなくなりました。
でも今度は顔に部分仮面をつけかつらをつけた数人の人が現れました。そしてそれを写真に撮る人も。
もしかして仮面の1人はご本人?ちょっと怖かった。


次は地下2階にあがって(地下3階が絵画の会場です。)映画です。
映画は70分ほどあり(前の回が終了すると5分で次の回が始まってしまいます。)、11人の画家が自分について語ります。そしてそれは森村さん自身のことでもあるのでしょう。

なんかセリフがおかしくて何回も笑ってしまいました。
私のツボにはまったのはアンディー・ウォホール。
話してる内容もおもしろいのですが、ブリロボックスという作品のパロディーでは Birllo  のロゴが Morillo (綴りに自信はありません。)になっているのがおかしくておかしくて…。

↓これはブリロボックスのほうです。
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あとどの人物の時かは忘れましたが、壺に牛乳を注ぐときのどろどろとした音がこわくて耳をふさいでしまいました。

最後に森村さんはこの画家たちをピストルで射殺します。
なんか示唆的。
そして自分の作品は時が判断してくれる。(セリフが違っているような…。ただ私はこういうふうに理解しました。)

この映画は必見です。ぜったい見逃さないでください。絵画?作品とセットになっていると思ってください。



この展覧会を観て、私は今までの迷いが吹き飛びました。
もう迷わず全力で突進できそうです。そして元気が出ました。

わたしにとって本物の芸術とは見る人にエネルギー(元気)を与えるものです。
観てエネルギーを奪われ暗くなって、生きる気力がなくなるものはどんなに流行っていても認めません!
(「こんなものわしゃー認めん。」ミスタードーナツのCMより)


行こうかどうしようか迷っているあなた!行って損はありません。ぜひぜひ行ってくださいませ。


追記
そういえば前回この国立国際美術館で見たのは草間弥生展だった。あれもすごかった。
終わったら近くにリーガロイヤルホテルがあるので、メリッサでおいしいパンやケーキでもお土産に買って帰ってくださいませ。



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近藤喜文展  [美術]

連休中に見た近藤喜文展 
この名前だけではピンとこなかったのですが、ポスターを見るとジブリ映画の絵が…。
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ジブリ『耳をすませば』監督・近藤喜文の展覧会が阪急うめだ本店で原画など約500点展示
多くのジブリ作品を手がけた日本屈指のアニメーター 近藤喜文。スタジオジブリの高畑勲・宮崎駿両監督から厚く信頼を寄せられ、ジブリを支えてきた。
本展では、『火垂るの墓』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』などの原画をはじめ、唯一の長編監督作品『耳をすませば』の絵コンテやアニメーション原画、スケッチなど約500点を紹介する。

というものでした。
ジブリアニメのキャラクターデザインの多くはこの方だったんですね。
ついでにルパン3世のあの峰不二子ちゃんも。

本当にたくさんの自筆スケッチが展示してありました。
実際作業していた机も展示があり、この机からあのたくさんのスケッチが生まれたんだと思うとジンとくるものがありました。
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こういう仕事をしている人にとってすごくためになる展覧会だと思います。阪急梅田はもう終わりましたが、どこかで開かれていたらぜひ観てください。


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連休中 展覧会3連投 [美術]

覚書

連休中 5月3日に展覧会を3つ一度に行きました。

永楽善五郎展 (大阪高島屋)
ミッフィー展 (大丸ミュージアム梅田)
近藤喜文展 (阪急うめだ本店)

どれも朝日友の会のカードで入場無料でした。地下鉄の移動はエンジョイエコカード1日券(平日800円 土日祝600円で乗り放題)を使いました。お得なうえ切符を買う手間がはぶけてうれしいです。

ミッフィー展であの佐野さんが出品してました。この騒動を契機に絵本作家になったらなと思いました。ディックブルーナーさん系(リスモやフジTVのブタはけっこうデザイン的なキャラクターだと思う)の絵柄の絵本が描けるんじゃないでしょうか?
もうお金もあるだろうし、佐野さんどうですか?




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買ってしまった。蜷川実花バックつき雑誌 [美術]

けっこう蜷川実花さん好きなのといろいろなコラボをされているので、つい雑誌を買ってしまいました。
最近の女性誌はバッグがついていることが多いのですが、これは普通の雑誌よりお値段も高く、バックはカラフルな彩りなんで使いにくいかもしれませんが、蜷川実花さんの写真って元気が出て好きなんですよね。


Mgirl 2014-15 WINTER ([バラエティ])

Mgirl 2014-15 WINTER ([バラエティ])

  • 作者: MATOI PUBLISHING(編集)(著)
  • 出版社/メーカー: 日販アイ・ピー・エス
  • 発売日: 2014/11/07
  • メディア: 大型本



シュウウエムラのファンデーションケースを逃したのが心残りです。なんとかならないかな~。

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オニツカタイガーとのコラボもあるけど、シューズは遠目にはいいんだけど実際はクチビルの写真なんです。ちょっと…。勇気がありません。

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くまのがっこう  と ダマンリュミエール [美術]

阪急百貨店梅田本店で  ”くまのがっこう” の絵本原画展を観てきました。
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”くまのがっこう”は絵本を読んだことはないんですがあちこちで見かけることが増えたので気になってました。私はてっきり外国のものだと思っていたら、日本人の作品だったんですね。あいはらひろゆきさんの文とあだちなみさんの絵です。

ともかくかわいい。こぐまたちの日常が生き生き描かれています。原画なのですが、あだちなみさんは原画をパソコンで取り込んで、大きく色を入れるところはパソコンで色を入れていたりしています。絵を描く人には参考になるかもしれません。
もうグッズもたくさんあり、しっかり固定ファンが付いている感じでした。


その後、ダマンリュミエールに行ってみました。阪急うめだ本店6Fにある紅茶専門店です。中に入るとモダンで応接室のよう。
アールグレイを注文しましたが、ポットで出される紅茶はすでにリーフを抜いているので2杯目も味が変わらないけれど、私は逆に2杯目にたっぷりミルクを入れて違う味で飲みたいのでリーフを抜いてなくてもいいかも。

私にとっては紅茶よりお料理がおいしかった!紅茶店てお食事がいまいちのところもありますが、ここはおいしい!私はハンバーガー?といってもパンの上にハンバーグが載せてあってきれいにトッピングしてあるものですが、ソースが抜群においしいんです。今度はランチにトライしようかな~。ただ紅茶を飲まない選択はないので、結構高くつきます。大阪にもおいしい紅茶専門店がいろいろあるので紅茶狙いではちょっと使わないかな~。ともかくお食事が美味しいので、これからの展開が楽しみです。


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