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蜷川実花監督 映画「ホリック」観てきました [映画]

本日封切、蜷川実花監督 映画「ホリック」観てきました。
舞台挨拶中継付きでございます。夕べ気が付いたらまだ席があったので予約しました。

しかし便利な世の中になりましたねえ。昔は並ばなきゃ映画観れなかったし、舞台挨拶も東京の一部の映画館でした観れなかったのに、関西で見れるなんて。実は初舞台挨拶中継です。楽しかった~。映画より楽しかったかも。

ネタバレなしで感想を書くと、「う~ん」です。
原作を読んでないので何とも言えないけれど、蜷川実花ワールド全開の映像できれいだけど、あんまり妖しくない。とっても健康的。もっと妖しいものを期待してました。

舞台挨拶でアクションが見所のひとつと言ってたけどアクション???でした。
内容は違うけど、少し前に夜中のTVで中島かずきさん脚本の「封刃師」を放送していたけどそのほうが私的には面白かったです。

蜷川実花監督作品は、初めて観た「さくらん」や「ヘルタースケルター」のほうが好きだったなあ。
でもビジュアルは綺麗ですよ。



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映画「蜜蜂と遠雷」観てきました。 [映画]

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悩んだ末に観てきました。
よかったです。まず音楽映画として音がよかったです。
主演の松岡茉優さんの自然な演技もよかったです。
でも一番共感できたのは高島明石役の松坂桃李さんでした。天才ではないけど、音楽が好きで一生懸命チャレンジして天才の前に敗れ、その埋められない違いを身を持って知り、納得する。一般人の私には高島明石役のほうが自分に近いんでしょうね。

コンクールの最終審査の曲に、原作の恩田陸さんがなぜプロコフィエフとバルトークのピアノ協奏曲を選んだかはわかりませんが、プロコフィエフはちゃんと聴いてみたいな思われる曲でした。
youtubeに【蜜蜂と遠雷】クラシック音楽メドレーがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=0uQzUxbOlH0

たくさんの曲が登場するので楽しめます。

あと小さなことですが、出てくるピアノがYAMAHAとKAWAIとスタインウエイともうひとつありましたが、なぜベーゼンドルファーがなかったんでしょうか?今はYAMAHAに吸収されているはずなんですが…。ベーゼンドルファーの音も聴きたかったなあ~。


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映画「記憶にございません!」を観てきました。 [映画]

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映画「記憶にございません!」を観てきました。
もうこれは予想どうりのおかしさです。さすが三谷さん。

細かいことは書きませんが、劇中の女性アナウンサー(アメリカのキャスターっぽい感じ)は〇〇さんです。ロングヘヤーにバサバサのつけまつげ。さぞや楽しんで出演されたことでしょう。
難しく考えないで笑いたい人はぜひ映画館へ行ってください。




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映画「人間失格」観てきました。 [映画]

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蜷川実花監督の最新作「人間失格」を観てきました。あいかわらず低いレヴュー。なぜかわかりません。
前作の「ダイナー」は観ようと思っている間に終わってしまったので、早く行くことにしました。
「さくらん」や「ヘルタースケルター」は好きでしたからこれも大丈夫かな~と思ってはいましたが、ワタシ的にはOKな映画でした。

主役が小栗旬というより、3人の女性も含めて4人とも主役って感じでした。編集者佐倉潤一役の成田凌もよかったです。

私は太宰治のファンではないので、実際の人となりはわかりませんが、もっとエゴイストでハチャメチャな人なのかと思ってましたが、蜷川監督の描く太宰治にはどこかまじめなものを感じました。それは小栗旬の持っているものなのかもしれません。

私からしたら中島らものほうがよっぽど人間失格なように思えます。(でも生真面目ところもあったようにも思えますが…。)


いつもより少し抑えられた蜷川カラーが、沢尻エリカの演じる太田静子の住まいのレトロでゴージャスな世界によく似合っていました。

中に昭和の子供たちがいっぱい出てくるんですが、あれっアラーキーの「さっちん」?って思う映像でした。蜷川監督、どうなんでしょうか?


二階堂ふみの山崎富栄役がエキセントリックなので好評価な人が多いですが、女性陣3人とも好演していたように思えました。ただ蜷川監督って濡れ場を撮るの好きじゃないんだろうなと思ってしまいます。一応入れなきゃね、というふうにしか見えないんです。

今回びっくりしたのが宮沢りえ。どちらかというと愛人キャラのようなイメージを持っていましたが、耐える妻の津島美知子役を見事に演じていました。自殺した太宰から遺書をもらい、「美知様 誰よりもお前を愛していました。」でやっと報われたとばかり明るくなり、洗濯ものを干しているのが印象的でした。

沢尻エリカは「ヘルタースケルター」で蜷川監督とコンビを組んでいるので、他の人よりのびのび演じているように見えました。蜷川監督、沢尻さんとの濡れ場は楽しんで撮ってたかな~。あまり生々しいのはお好きでない気がします。


もしできたら若い頃の坂本龍一みたいな人に演じて欲しかったかなあ~。小栗旬は役者でクリエーターではないから…。クリエーター独特のエゴイズムが滲み出てこないから、なぜこんなに女の人が寄ってくるんだというコメントが出るんだと思う。才能あるクリーエーターの人を引き付ける魅力と自分勝手さは独特なもののような気がします。蜷川監督はそういう人を実際にいっぱい見てるんじゃないかなあ。


この映画、エンターテイメント系ではないので意外に地味だし、若い人が観てもあまりピンとこないかもしれません。でも迷っていたら観ることをオススメいたします。




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ティムバートン監督「ダンボ」観てきました。 [映画]

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ティムバートン監督「ダンボ」早速観てきました。
テレビCMのダンボがちょっと不気味?だったので心配しましたが、大丈夫でした。映画館のダンボはかわいかった。
ティムバートン監督らしい映像美と、アメリカのお金主義なところを少~し皮肉くったストーリーは飽きさせず最後まで見させてくれました。私的には満足でございます。
特に子供たちの乗ったダンボが空を飛ぶシーンは爽快でした。
それとオープニングの列車のシーン。列車の顔と音楽が印象に残ってもう一度観てもいいかなと思わせるものでした。

ティムバートン監督は、
ディズニーの奨学金を受け、カリフォルニア芸術大学に入学し、3年間アニメーションの勉強をする。卒業後、ウォルト・ディズニー・スタジオにアニメーション実習生として雇われる。
という経歴なので、モーションピクチャーにも思い入れがあるのでしょうか?最後にちょっぴり出てきます。

ともかく難しく考えないで楽しめる映画です。ダンボがかわいくないかもと二の足を踏んでおられる方はぜひどうぞ。




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銀魂2 観てきました。 [映画]

TVで放映していた「銀魂」が面白かったので観てきました。
う~ん。1の方がよかったかも。
出だしは快調でしたが途中から睡魔が…。
1の方はいろんなパロディがちりばめられていて、今40歳から50歳ぐらいまでの人はあのパロディね、ってわかるもの満載で、逆に若い人には何のことかわからないっていう内容だったように思います。

2の方はそのパワーがちょっとダウンしてしまったかも…。でも予算はUPしてたと思います。
それと車を使ったアクションは西武警察か風雲タケシ城かいう感じで、懐かしかったです。
ワタシ的には感動シーンの増えた2より、ばかばかしい1の方をお勧めします。



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映画 万引き家族 観てきました。 [映画]

週末に「万引き家族」を観てきました。
なんかNHKのドキュメントを観た気分。とっても地味な映画です。映画としてどうと訊かれると困るけど、気になる人は観て損する映画ではないと思います。

今日本で問題になっている社会の底辺で起きていることが、この家族を通じていろいろな形で映し出されています。是枝監督はこの映画を通じてそれらをどう思うか、これでいいのかと世に問うているような気がします。

映画の最初の方でベランダに出されている幼い女の子を連れて帰ってきて一緒に生活していくのですが、あの船戸結愛ちゃんもこうして連れ出してもらっていたら死ななくてすんだかもしれないと観ながら思ってしまいました。
その他にも小学校に行ってない男の子、親の期待に沿えなくて外国に行ってることにされている女子高生(年齢的に大学生かも)、夫にDVされて正当防衛で殺してしまった女性、万引きしか教えてあげられない日雇いの男などいろいろワケありな人たちが一緒に住んでいて、年寄りの年金と万引きとで生活しています。血のつながった人は誰一人としていないけどとっても家族している?人達。最後は男の子がその生活をやめたくて警察に捕まったところから、全部ばれてバラバラになってしまいますが…。

血のつながりってなんだろうと思います。特に私は兄のことなどいろいろあったからですが、当時、血のつながりのある人たちより心ある他人の方が私を助けてくれました。なので血は水より濃いなんてこれっぽちも思っていません。

そして先日も書きましたが、子育ては親にしかできないとは思っていません。
親の資格のない、親になれない(普通は不器用ながらも親になっていく)なる気のない人に育てられるより、他人でも親になる気のある人に育てられる方が子供にとってずっといいと思ってるからです。


この場合は色々な事情があって一緒に暮らしているけれど、私は事情はなくても、結婚や親子でない人たちが一緒に暮らしてもいいなあと思っています。
寮生活のようだけど、自分の部屋とみんなが集まれるリビングがあれば気の合う同士が助け合いながら一緒に暮らすのもいいなあと。
人は必ずしも結婚するとは限らないし、といって一人暮らしも孤独で心細いので、いわゆる家族よりはプライベートの部分を大切にできる生活の仕方で同居できないかなあと思っています。

年を取ると一人暮らしになる確率が多くなるけれど、高齢者サービス住宅ではちょっと不自由(それに結構高い)だなあと思ってる人同士が同居できないかなあなんて思っています。お金があったら高級老人ホームがそれにあたるんですけどね。


是枝監督は「そして父になる」で高給取りのエリートサラリーマン家族と平均より所得の低いと思われる家族を対比させていましたが、今度ぜひ高級取りのエリートサラリーマンや上流階級の人たちのこういう部分を描いて欲しいと思います。底辺の人達はニュースになるし社会問題として取り上げられることも多いですが、上流階級の人たちは隠すことができるので表に出ません。でもその中で苦しんでいる人も結構多くいるのではと思うのです。この映画の中で松岡茉優さんの演じる柴田亜紀がそれにあたりますが、あまり深くは描かれてませんでした。でも実の娘がどこにいるかわからなくても平気というのも変だと思いませんか?そんな人たちと一緒に暮らすのも苦痛で、大人になったら出ていってしまいたくなるかな~。

ともかく 万引き家族 気になる人はどうぞご鑑賞くださいませ。







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「シン・ゴジラ」(庵野ゴジラ) 観てきました [映画]

楽しみにしていた「シン・ゴジラ」 なるべく大きなスクリーンでということでこの日曜日に観てきました。
面白かった!
エヴァンゲリオンを観たことがないので、初庵野です。
オタク的な方なんでしょうか?ともかくフルスイングで製作されたように思います。

今の日本にもしゴジラが現れたなら  という設定でどんどん話が進んでいくのですが、多分今同じようなことが起こったら、こういうふうに事が進むんだろうなという内容です。

使われている言葉に専門用語が多いので低学年の小学生にはつらいかも。
ある一定年齢以上でないと楽しめないかもしれません。でも観てほしいです。

余談ですが映画の中で防衛大臣が女性なんですが、小池さん都知事になりましたね。百合子の乱 成功。



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6月25日より 阿弖流為 シネマ歌舞伎で上映 [映画]

6月25日より 阿弖流為 シネマ歌舞伎で上映

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http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/31/#yokoku


思ってたより早かったのと、全国の多くの劇場で上映されるようです。
もちろん行きます!



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実写版「進撃の巨人」観てきました [映画]

公開前からYAHOO!の映画評に☆1がいっぱい並んでいるのでおそるおそる観てきました。

私は漫画は未読 アニメは一応ざっと見てて面白いなあ~と思っていた人間です。コアなファンからは遠いです。

私としては☆☆☆です。
コアなファンは受け入れないでしょうね~。アニメはどこかヨーロッパ風な感じが、東南アジア風だし、もちろん役者は日本人だし。
でも☆1つほどひどいとも思いませんでした。


映像的にグロイのはOKでした。(でも小さい子はやめといたほうがいいです。)
それとあんまりこわくない…。巨人が襲ってくる感じがしないんです。
立体機動装置は仕方ないかなあ~。アニメはかっこいいもんね。生身の人間がやるにはきついですが、ここはあっさりCGを多用してもいいのではと思いましたよ。

それと冒頭の巨人が表れて人々が逃げ惑うところは、この時期のせいか戦争映画かと思ってしまいました。

ただ後編がどうなっているのかしれませんが、原作はエレンは母親が殺されたので巨人を退治しようとするんだけど、その部分は残しておいて欲しかった。そうじゃないならもっとなるほどという理由を作って欲しかったなあ。

まあお金の無駄とは思いませんので、気になる人は観ておいても損はないと思います。


それと、USJのハリーポッターのように、立体機動装置を使って巨人を退治できるアトラクションができたらと思います。どうでしょうか?



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