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実写版「進撃の巨人」観てきました [映画]

公開前からYAHOO!の映画評に☆1がいっぱい並んでいるのでおそるおそる観てきました。

私は漫画は未読 アニメは一応ざっと見てて面白いなあ~と思っていた人間です。コアなファンからは遠いです。

私としては☆☆☆です。
コアなファンは受け入れないでしょうね~。アニメはどこかヨーロッパ風な感じが、東南アジア風だし、もちろん役者は日本人だし。
でも☆1つほどひどいとも思いませんでした。


映像的にグロイのはOKでした。(でも小さい子はやめといたほうがいいです。)
それとあんまりこわくない…。巨人が襲ってくる感じがしないんです。
立体機動装置は仕方ないかなあ~。アニメはかっこいいもんね。生身の人間がやるにはきついですが、ここはあっさりCGを多用してもいいのではと思いましたよ。

それと冒頭の巨人が表れて人々が逃げ惑うところは、この時期のせいか戦争映画かと思ってしまいました。

ただ後編がどうなっているのかしれませんが、原作はエレンは母親が殺されたので巨人を退治しようとするんだけど、その部分は残しておいて欲しかった。そうじゃないならもっとなるほどという理由を作って欲しかったなあ。

まあお金の無駄とは思いませんので、気になる人は観ておいても損はないと思います。


それと、USJのハリーポッターのように、立体機動装置を使って巨人を退治できるアトラクションができたらと思います。どうでしょうか?



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映画「インターステラー」 見てきました。 [映画]

約3時間と長いので心配しましたが、最初から最後まで退屈せずに見ることができました。
ノアの方舟じゃないけど、アメリカ人は地球滅亡が頭の片隅のどこかあなるんでしょうか?
それと途中 「ここでの1時間は地球の7年分」 というのを聞いたら 「あれっこれって浦島太郎?」 と思ってしまいました。もしかしたら浦島太郎はおとぎ話ではなくSFだったのでしょうか?カメは時空を超えてきた宇宙人だったんでしょうか?

私は物理は???なのですが、この映画はきちんと描いてあるようです。
時空を超えるってこんな感じなのかなあと思いながらちょっぴり宇宙旅行気分を味わいました。

地味な映画ですが、じっくり見たい人にはお勧めです。


映画「超高速!参勤交代」 観てきました。 [映画]

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http://www.shochiku.co.jp/movie/cho-sankin/product.php

Gtton Jr.が観たいというので家族で観てきました。
しっかりつくった 松竹 時代劇&コメディ映画 でした。
なんかほのぼのしててよかったです。笑いもシュールすぎず、肩が凝らないで観ることができます。
それにこうやって時代劇作っとかないと作れなくなってしまうもんね。
あと、家来の様子が、なぜか昭和のサラリーマンに見えてしまっておかしかったです。お家大事。
殿様の「なんとかせよ。」に必死にアイデアを出す家老の愛らしい姿。

若い人向けではないかもしれませんが、ちょっとホッとしたい人に向いているかも。


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ゲキシネ 「ヤマトタケル」  「シレントラギ」 [映画]

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先日ゲキシネで 「ヤマトタケル」 「シレントラギ」 を観てきました。

「ヤマトタケル」 は今年の6月、新橋演舞場での市川猿之助、中車、襲名興行のものです。
冒頭に2人の口上があります。なんか感動的でした。亀治郎さんも猿之助が襲名できるなんて思ってなかっただろうし、香川照之さんだって歌舞伎の世界に入るなんて思ってなかっただろうし。
一時期猿之助を襲名すると言われていた市川右近さんも劇中で活躍し、猿之助を襲名はしないものの猿之助一座?を支えていくといった雰囲気が感じられました。

ヤマトタケルは多分初演時の演出に近いと思いわるのですが、そのせいかちょっと長いかなあ~。もう少し整理してテンポよく筋を運んだ方がいいかもと思いました。それとゲキシネだと休憩が10分しかないので全部見たら疲れました。

新・猿之助さん?はよかったです。役者としては猿翁さんよりいいかも。私はヤマトタケルを観るのは初めてで、狐忠信を観たことはありますが、セリフをが早口過ぎてわかりづらいところがあったり、なんといっても猿之助さんが演出をしているので、なんとなくですが舞台全体に神経が行き届いているように感じました。その点、新・猿之助さんは自分の役にどっぷりハマり込んでいてそれがかえっていいような気がしました。

演出は宙乗りなどが、当時歌舞伎なのにとかなりバッシングを受けていたような覚えがあるのですが、今見ると、現在、歌舞伎で斬新だと言われている人があれもこれもやっている、多分これを見て取り入れたんだよねって思いました。何でも最初にやった人が偉いと思います。

最後にカーテンコールがあり猿翁さんが出てきましたが、決していい健康状態だとは思えないのですが、客席を睨むときの気迫がすごいのです。今、数々の苦労が報われたと思ってらっしゃるかも…。   
いろいろな面で、改めてすごい人だなあと思いました。



「シレンとラギ」  これは劇団新感線ですが、いつも書きますが江戸時代の歌舞伎がこういうものだったんでしょう。さしずめ中島かずきさんは近松門左衛門か鶴屋南北といったところでしょうか。

2幕目が物足りないという評もあったのですが、私はあれで満足です。1幕に広げた話が収束していきます。私のイチ押しの蛮幽鬼ほど2幕が派手ではありませんが、ああいう収め方もあるなあと思います。

しかしなんといっても出演者がすごい。一番びっくりしたのは高橋克実さん。舞台は初めて観ましたが、すごいですね~。悪役でしたが、TVとは全然違います。生で観たらもっとすごかったんでしょうねえ。

それと永作さんも上手。あんなに小柄なのに声が良く通って、長丁場の舞台でも少しも疲れたところがありません。安心して観ていられました。

藤原さんも舞台を観たのは初めてですが、この方はもともと舞台人としての評価が高いので、噂通りだな~という感じでした。

最近NHKの「あまちゃん」で完全に全国区(もしたしたら大和ハウスのCMのほうですでに全国区かも)になったと思われる古田新太さん、ふてぶてしい役がほんとうに旨い。TVより舞台のほうがもっと生き生きしていらっしゃったように思いました。

この後、来年ですが五右衛門シリーズで三浦春馬さん、蒼井優さん出演のゲキシネがまたあります。そして上映は限られますが、かつての作品もただ今レパートリー上映しています。2000円と映画よりちょっと高いですが、気になる方はぜひ御覧くださいね~。








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「ヘルタースケルター」 観ました。 [映画]

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レンタルで観ました。
面白かったですよ。この題材で撮れるのは蜷川実花さんしかいない、この りりこの役をやれるのは沢尻エリカしかいないと思わせる映画でした。

原作を読んでないのでなんとも言えないけれど、いろいろな衣装、異様な背景(セット)に違和感なく存在できるのはさすがエリカ様という感じです。あれだけの衣装を着こなせるすごさ、美しさ。やっぱりきれいですよね~。アメリカ人の好きなグラマータイプじゃないけれど、日本人の好きな美しさだと思います。

大人の事情も有るでしょうから、冒頭から上半身のハダカはあるし、ベッドシーンもしっかりあります。でもなんかそうゆうお約束ごとはさっさと済まして、残り9割で映画そのものを撮ろうとしたように感じました。

エリカ様はもちろんですが、桃井かおりさんの女社長よかったです。すごい存在感ですよね。大森南朋さんもよかったし、寺島しのぶさんもよかった。

ただこの原作を書いた岡崎京子さんは多分命を狙われたっぽいので、整形外科でのいろいろな内情がある程度あたってるんでしょう。コワイですね~。

最初に書いたとおりの場面があるので映画館では躊躇して見れなかった人は多かったと思いますが(私がそうでした。)、映画として面白いので迷っていた人は観て欲しいです。


追記

よくヤフーの映画評を見るんですが、蜷川実花監督にみなさんきびしいですね~。「さくらん」のときもそうだったけど…。男性が見ると嫌悪感を抱くのか、蜷川実花さんを監督として認めたくない人々がいるのかよくわからないんですけどね。
もっとひどい映画はいっぱいあるのに映画以前の評価を受けるわけが私には正直わかりません。皆さんどう思われますか?



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「フランケン・ウィニー」観てきました [映画]

本当は私は「レ・ミゼラブル」を再度観てその間にGotton Jr.が「フランケン・ウィニー」を見るはずだったんですが、年末に大掃除とかいろいろして疲れ3時間の長丁場に耐えられなさそうなので、Gotton Jr.と一緒に見ることのしました。ティム・バートン監督作品ですし。

なんだかじんわりするお話でした。主人公の少年は監督自身だとの話ですが、自作の映画を両親に見せるあたりは実際そうしてたんだろうなと思いました。お友達がいない所も。


そしてところどころに監督の好きな映画がちらほら。あれはゴジラ?あれはガメラ?あれはグレムリン?私はよく知らないのですがフランケンシュタイン映画の場面も入っているようです。

なんといっても犬のスパーキーがキモかわいいんです。蘇ってから水を飲んでもれるのも尻尾を振りすぎてちぎれるのもご愛嬌。ともかく少年を慕っています。あの裏表のないストレートな感情表現が心地いいんでしょうね。

ティム・バートン監督作品の中で、初めて観たシザーハンズと共通する物があるかもしれません。


そんなに不気味なアニメではないので、監督が好きな方はぜひどうぞ。



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沢尻エリカ主演 蜷川実花監督「ヘルタースケルター」 [映画]

蜷川実花監督が沢尻エリカ主演で映画を撮るそうです。
なんか素直によかったなあって思います。蜷川実花さんなら周囲の雑音を気にせずおもいっきり撮ってくれそう。沢尻さんの魅力を余すことなく表現してくれそうです。
そして窪塚洋介くんも出ます。この人もいい!TVの「池袋ウエストゲートパーク」でファンになりました。
いろんな意味でこの二人は映画のほうがいいかも。


蜷川実花さんの映画といえば  「さくらん」
神戸に観に行った時、小さな映画館でしたが満席でした。圧倒的に女性が多かったです。
蜷川カラー満載で、印象に残ったのは菅野美穂さん、木村佳乃さん。
遊郭が舞台で私としては面白かったんだけど、男性が観てどうなのかなあ~という感じでした。(濡れ場がエロくないとの評価です。認めます。)
でもね菅野美穂さんの表情、すごみがありました。あれを見たら女性をお金で買う気にならなくなるでしょうねぇ。男性監督ならああいう表情、撮らないだろうな~。
気になる方はレンタルか買うかしてみてください。


さくらん [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD



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映画 「ステキな金縛り」 「モテキ」 [映画]

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「ステキな金縛り」 はもう三谷節全開。今までの三谷映画の中で一番好きです。なんといっても西田さんがいい味出してます。ラブリーですね~。この映画はエンドロールもしっかり見てくださいね!

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「モテキ」  なかなか行く時間がなくて今になってしまいましたが、内容より森山未來くんのダンスシーンを大きなスクリーンで見るために行きました。もっと踊って欲しかったなあ~。ちょっと物足らない。

あと内容は男性が観るのと女性が観るのとでは全然感想が違うんじゃないでしょうか。森山君と同世代の男の人はどんなふうに思うのかなぁ?    少なくともデートでは観ないよね~。
多くの男の人があんなふうに考えてるんだったら、こんな手の内を女子に知られていいでしょうか?少なくとも森山ファンは観てるでしょうし…。

私はこの映画をプレミアムスクリーン(通常価格)で観ました。というかそれが第2の目的でした。近くの映画館は観客が少なくなるとプレミアムスクリーンで通常価格上映をします。そして今日は2人用の長いシートで1人というより贅沢な席となりました。あまりにくつろぎすぎてちょっと眠たくなりました。こんな贅沢を味わうと普通のスクリーンでは満足できなくなるかも。またプレミアムシートで観たいです!
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リベンジ 「薔薇とサムライ」 [映画]

前回止まりまくったゲキシネ。でもお詫びのチケットをいただけたので再度行ってきました。

今回は大丈夫でした~!(あたりまえか?)
筋も分かっているので余裕の鑑賞。これって不幸中の幸いかしらん。

改めて観て、これってミュージカルだよねぇ~。演出家のいのうえひでのりさんはミュージカルの定義についてなんかこだわりのあるようで、音楽の多い新感線だけど「SHIRO」以外はミュージカルとは銘を打っていないと思いますが、これだけ歌や踊りが多いとミュージカルだよって見せられてもそうかと思う構成です。

新感線の音楽は岡崎司さんですが、ロックを基本にコミカルな歌から聴かせる歌まで幅広く書かれ、もちろん劇伴も書かれます。その上、上演中はロックバンドで毎日演奏。すごいです。今ここまでできる人っているんでしょうか?

私は新感線の劇中歌では、ロックテイストの曲より、スローなマイナーコードのバラードが好きです。今回もいい曲ありました。(「メタルマクベス」で松たかこさんが 〈お城、お城~〉と歌った曲が印象に残っています。栄光の後の虚しさがある大人な曲です。)


あとはあの映像を使った背景。ほぼ暗転なしでガラっと場面転換できるのは強みですよね。あれだけのセットとてもじゃないけど仕込めない。


もう一回観るのはちょっと疲れるので(休憩ありとは言え3時間越えは長いです。劇場だと休憩が30分ぐらいあるから体を動かしたりしてリフレッシュできるけど15分だとトイレ休憩がせいぜいなので…。)しばらく間をあけて観たいのですが、そのうち終わっちゃうかなあ~。DVDより大きなスクリーンで観たいんだけど…。


それと再演はやっぱり無理かなあ~。これは古田新太さんと天海祐希さんのスケジュールが合わないとできない。他の人では無理です。かなり宝塚を意識した作りですし、もともと当て書きの新感線ですが、もうこれはハンサムウーマンの天海さんならではの役どころです。もしできるとしたら 姿月あさとさん ぐらいしか思いつきません。(一般の人は知らないと思います。大柄系の元宝塚の男役。歌も踊りもうまくて華やかな人です。)


それに海外にも持って行って欲しい。あの映像を使えば字幕スーパーを兼ねられるのでは?天海さん中国でも人気ですしね。歌舞伎以外にもこういう演劇を楽しんでいるんだって知ってほしい。なんか文化度が低いように見られてる気がするので。

歌舞伎、宝塚を制した?新感線。残るは劇団四季?主役は山口祐一郎か丸様か?(浅利慶太の逆鱗に触れそう)



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ゲキ×シネ 薔薇とサムライ 観てきたんですけど…  [映画]

先日「薔薇とサムライ」観てきたんですけど、運悪く機械のトラブルで前半が止まりまくりました…。5回はあったかなあ~?
私は前売り券だったので返金なしでゲキシネOKの映画券2枚でした。

肝心の出来ですが、あまりに止まったので前半は判定不能です。

たしか劇団新感線30周年興行だったはずなので、いわゆる新感線ファンも喜び、天海祐希ファンも喜ぶ内容になっていたと思います。多分映画館に当日いた人の半分はユリちゃんファン。(天海さんの宝塚時代のニックネームらしい)

天海さんは本当に舞台の主役が似合う人ですね~。そしてセンタースポットを浴びなれた人です。群舞の真ん中にいることも一人で舞台にいることも ”ごく当然” という雰囲気。さすが 宝塚歌劇団 出身でございます。生の舞台でいっぱい練習したもんね。海賊あり、オスカルあり、ドレスありどれも良くお似合いでした。
私は宝塚時代の天海さんを知らないけど、さぞやファンを熱狂させたんだろうなあと思いながら観てました。

古田新太さんはうまいのはもちろん(天海さんとコミカルな夫婦役や夫婦漫才してもいい感じでした。2人の息ぴったり!)神田沙也加ちゃんもよかったです。この子も本当に華があります。天海さんが真紅の薔薇なら、沙也加ちゃんはふりふりの甘~い香りのピンクの薔薇かな?歌もうまいし芝居もうまい!お父さんの顔とお母さんの声(でも声質がそっくりとは思わないけど音程しっかり、説得力のある歌です。)といういいとこどりですね~。シュージカル女優の道を着実に進んでいますが、これからも楽しみな人です。

山本太郎さんさんもいい役どころでした。歌がうまくてびっくり!この人もミュージカル畑に進んでもいいのではないかと思いましたね~。

浦井健治さん、当然ながら歌がうまいです。朗々とした歌をいっぱい作ってもらって歌っていましたよ。この人は既にミュージカル分野で活躍していますよね。

新幹線の座員のみなさんはファンを裏切らないいつもの役どころをしっかり演じ、新幹線の実力を見せつけていました。

背景の映像も上手に使って場面転換の時間を短縮したり、ある意味舞台装置にかけるお金が減っていると思います。これだと舞台に合わせてセットを作り直したりしなくていいと思うので…。


私的には「蛮幽鬼」のようなある意味新感線でなくても上演できるお芝居が好きですが、ここまで観客動員できなかった頃からずっと応援してきたファンには ”よくここまでがんばってきたなあ” と思える30周年興行にふさわしいものだったと思います。


ただ私がちょっと心配するのはこのお芝居ペイできているのか?ということです。赤字いっぱいということではないかもしれないけど、再演をあまりしない劇団なのでバンバンもうかるところまでいってないのではないかと思うのです。そう思うと歌手ってすごいね。当たればすごくもうかるみたいだもんね。

あと、以前に書いたかもしれませんが、江戸時代の歌舞伎ってこういうモノだっと思うんですよね。お客さんを楽しませてナンボ。それがいつのまにか伝統と格式、◯◯家。なんか窮屈になってませんかねえ。

長年のファンには及びませんが、これからも劇団新感線、応援していきたいと思います。


P.S. 「髑髏城の7人」 新たなメンバーでこの夏再演です。(これは7年ごとに再演されているらしい。)
大阪から興行が始まります。決めた時点では大震災はまだだったと思うけど大阪からでよかったね。多分大阪は震災の影響で観客が減ることはないと思います。
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