個人年金を作る その11 「ウォール街のランダム・ウォーカー」 [個人年金]
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
誰か忘れましたが、推薦図書として上げておられたので読んでみました。読んだのは199年12月出版の第7版です。
しかし…厚さ約2.5㎝で467ページ、そして字が小さい…。なんとか読み終えましたが、アメリカ人の書くこの手の本は、なぜこうも分厚いものが多いのか?こうしないといけないというルールでもあるんでしょうか?
で、読んでみると、前半はいろいろな手法を否定しています。
じっくり読むよりざっと読み飛ばした方がよかったと思いました。
具体的に役立ちそうなのは残り1/4の 第4部 ウォール街の歩き方手引き から後です。
アセット・ロケーションの四つの基準
1. リスクとリターンは正比例する
2. 投資のリスクは投資期間に依存する
3. ドル・コスト平均法はリスクを有効に軽減する。
4. リスク許容度は資産規模で異なる
アセットミックスは年齢別になっていました。
ウォール街の3つの歩き方(どれが自分にあてはまるか?)
1. 思考停止型の歩き方
インデックス投資でプロを上回る
2. 手作り型の歩き方
有望銘柄の探し方
3. 人に任せるタイプの歩き方
専門家を雇うべし
自分のリスク許容度はどれぐらいなのか、また何歳なのかでアセットが変わってきます。
若いときほど株式を入れて積極的に、年を取ったら保守的にと変えてありました。
例えば 50代半ば
現金 5%
債券 37.5%
株式 45%
不動産 12.5%
なんですが、今の日本で債券がねえ~。しばらく現金で置いておくしかないかも。
不動産はREITなんていいかもしれません。投信やETFがあります。
私は確実に指値で売れるETFの方が好きですが、まだまだ投信ほど数がありません。日中ほとんど取引がないものもけっこうあります。なので選別は大切です。投信の方が証券会社はもうかるんだろうなあ~。
アメリカではこういう投資に対して税制優遇がけっこうあるようです。日本では最近やっと始まったNISAなんかがそうですね。
ともかく分厚い本なので、もしお時間があればどうぞという感じです。
2016-08-13 23:02
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