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個人年金を作る その13 セミナー ラップ口座 [個人年金]

某証券会社のセミナーに行ってきました。
詳しく書くとどこのかわかると思いますが、一応某ということで。

オープンセミナーではなく口座のある人向けでしたが、ラップ口座の勧誘でした。

このラップ講座、某証券会社では各支店は取り次ぐだけで、本社で一元管理されます。
始まって10年だそうです。
そして仕組みを簡単にいうと、複数のファンド(投資信託)を5段階のリスク水準に合わせてプログラムを組むものです。
大きく分けてプログラムは2つ
プレミアムプログラム(1000万以上)
バリュープログラム(500万以上)

プレミアムプログラムがバリュープログラムと違うのは  
  アクティブ運用で、オルタナティブがある、為替ヘッジのある、なし、50%ずつが選べる
です。

意向に沿ってリスクを選び( 保守的 やや保守的 普通 やや積極的 積極的の5つ)あとはおまかせというものです。

費用は固定報酬制と実績報酬併用制があり、実績報酬併用制のほうは固定報酬制よりも固定部分は少し安いけれど、運用益が積み上がった部分については1年ごとに10.8%いるというものです。
多分ですが1000万以上で固定報酬制だと一番高くてで1.7064%です。

多分というのも当日のセミナー(というか販売会?)はなぜラップ口座が必要かといったことを説明するために時間がさかれすぎ、詳しい商品説明が少なかったのです。
興味がある人は支店の社員に訊いてねってことでしょうか?

まあ講師の方のお話は面白かったのですが、なんか違和感が…。
これどっかでこんな感じのお話があったな~と思いだすと、マンションの販売です。

関西でも有名な人気の場所に結構割安なマンションが建ったときがありました。普通なら住めなかった場所に住めるということで、多くの人がそのマンションのショールームを見に来てました。(私も行きました。)
私はその場所一体が阪神大震災の時打撃を受け、富裕層が逃げ出し(多くは便利のいいタワーマンションに引っ越した)、企業のリストラの一環で社宅等が売られたところであると知っていたので冷静に物件を見ましたが、ものすごい熱気だったのを覚えています。
もちろん普通のマンションよりは高いですが、なにせ〇〇(地名)。「〇〇に住んでいるの。」って言いたい人は大勢いいます。すぐ売れました。そのときの感じと似ているのです。

ラップ口座のイメージって1億ぐらい持ってないとできない富裕層だけが恩恵に預かれる商品のイメージがありますが、それがなんと500万からできるというのが ウリ なんでしょうね。


う~ん、まず500万からのは為替ヘッジがない。これってどうよ。セミナー中に1ドル100円割ったよ。

あと実績報酬併用制ですが、固定報酬制と固定部分が0.1~0.2ぐらいしか変わらない。まあ昔の某証券会社にしては手数料を下げたと思いますが、併用するなら固定部分を固定制の半額ぐらいにしないとね~。それともそんなに利益がでないのかな~(イジワル)。

そしてお客様が80歳以上でヒアリングの結果リスク水準が「普通」「やや積極的」「積極的」の場合、ご契約の際はあらかじめ75歳未満のご家族のご同意が必要となります。  だそうです。


試しに1000万で 為替ヘッジあり REIT・オルタナティブあり  リスク水準 保守的 で資料を出してもらいました。

期待リターン 0.43% 手数料 1.0044% でした。リターンが手数料より下回るんですけど…。
これ考えた人って、関西人じゃないと思う。お得度が低い。

手数料は以前より低いものの、ずっとお任せするには頼りなく、今このマイナス金利時代にに向いている商品なのかは?です。
もう少しフレキシブルなものが欲しいなあ~。
どうも某証券さん、顧客の方を向いていないよね。(昔からか)
本当に私たちのためになる商品開発してよ。上司のほう向いてないでね~。


追記

セミナーの中で新人君の初任給が紹介されました。20万ぐらいだそうです。証券会社だからボーナスで差が付くと思うけど、低いな~。こんなに低いの?今はこんなもんなのかなあ。あんなに大変な仕事をするのに。
そういう人にそれなりの額のお金をゆだねるの、少し怖くなりました。



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