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個人年金を作る その8 浜矩子先生の著書 [個人年金]

「敗者のゲーム」(Winnig the Loser's Game)についてのつもりでしたが、イギリスのEU離脱による為替の変動が結構大きいので、浜矩子先生の本を読んでいます。前に気になって買ったのにちゃんと読んでなかったんです。でも今読むとよ~くわかります。読むのにいいタイミングだったかも。

TV的には愛想のない表情とあの紫の髪の毛で、あまり男性受けするタイプの方ではないですが、この先生はそんなことこれっぽっちも考えていないことが本を読むとわかります。
大学で教えていらっしゃるだけあってすごくわかりやすく、例えはユーモアがあり、ちょっと毒舌です。
(安倍首相の円安政策に対して、円高というだけでなく考え方が正反対なのでTV出演がめっきりなくなりましたね。アホノミクスというタイトルの本も多いし…)

でも私は浜先生に1票です。無理やり円安に誘導しても長続きしないと思います。

「通貨」を知れば世界が読める (PHPビジネス新書)

「通貨」を知れば世界が読める (PHPビジネス新書)

  • 作者: 浜 矩子
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/05/26
  • メディア: 新書

為替史を読んでいる気分になります。基軸通貨がイギリス(ポンド)からアメリカ(ドル)に移り、いまやドルも基軸通貨でなくなりつつある、さてその次はどうなるのか(ここからは先生の考え方です。)
そこの中に1ドル50円が出てきます。50円になるかどうかは別にして、戦後と違ってもう円はすごく実力が付いたのだ、輸出に有利な円安に誘導するより、実力にふさわしい責任ある通貨の態度を取るべきだという考え方を持っておられます。
ポンド、ドルの次はどこかの通貨が基軸通貨になるのではなく、全く違う新しいものが共通通貨として決済に用いられ、逆に国内には円のほかに地域通貨も用いられ、通貨の3D構造がいいのではにかと論じておられます。



「通貨」はこれからどうなるのか (PHPビジネス新書)

「通貨」はこれからどうなるのか (PHPビジネス新書)

  • 作者: 浜 矩子
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/04/19
  • メディア: 新書

すいません。これまだ読んでません。



円安幻想   ドルにふりまわされないために (PHPビジネス新書)

円安幻想 ドルにふりまわされないために (PHPビジネス新書)

  • 作者: 浜矩子
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2013/11/19
  • メディア: 新書

円に焦点を当ててその歴史と未来について述べておられます。


PHPから出ているこの3冊はひとまとまりのようです。
この本を読んでいると、浜先生はいわゆるエコノミスト(円高だ円安だ日経平均はいくらになるという予想をし、こうしたらもうかると説く人たち)と一線を画した方に思えます。もっと違う次元で1ドル50円を説いておられます。もっともっと先、そしてどうしたら人々が幸せになれるかを考えておられます。

今いきなり1ドル50円になるということではなく、少し離れたところから冷静に見ると円の実力は50円なんでしょう。しかし現政権を担っている方々は今現在の経済を考えるので、こういう考え方は受け入れられないんだと思います。でも円高になったり円安になったりしながらだんだんとこうなっていくんでしょう。

こういう人が政府に入る方が私たちは幸せになるのではと思ってしまいます。
政府は日本企業が好調になれば日本が幸せになると思っているかもしれませんが(思ってないかもしれないけど)、個々の日本人の幸せは今のアベノミクスでは無理な気がします。


今のアベノミクスが目指すところは、私の父が戦後復興のためにモーレツ社員として働いていた頃の日本にもどしたいと考えているように思えます。でもあの頃と違って、今の日本は飢える心配はなく、物はあふれ、上を目指して若者ががんばる時代ではもうないと思うのです。

なのに無理やりそこへ戻そうと2%のインフレターゲットを決め低金利、金融緩和です。でも買わなきゃいけないものがないから物を買わない。私たちの頃はトイレットペーパーの買い占めなんてあったじゃないですか。
今、買い占めなきゃないものがあるでしょうか?

今の方法で無理なら戦争を…という悪魔のささやきに心を動かされないことを願います。


国は円安誘導ですが、どの国も自国通貨安にしたがっているのでそううまくいかないでしょう。すごくぶれると思います。その間に有事の円(円買いによる円高)も何回も起こりそうです。

ということで個人年金を考えている方々には為替がらみのものは避けるのが無難だと思います。
(特にドル建ての年金保険 丁半ばくちに近くなると思います。)
そうでなくても直接為替が絡んでなくてもすごく影響を受けていますから、為替を一切避けるのはなかなかやっかいですけど。金価格がドルに左右されなかったらいいんですけどね~。



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個人年金を作る その7 もしヘリコプターマネーが導入されたら [個人年金]

いよいよヘリコプターマネー導入が真実味を帯びつつありますが、導入されたらされたでうまく乗っかっていこうかと思います。

日経平均が上がるならノーロードのインデックスファンドでも買って、節目節目で利益確定の売りをし、利益は別にして、元本で買いなおす。

例 10万円で投信を買って12万になったら又は日経平均が18000円になったら利益確定をし、また10万円で投信を買う。
こうしておくと少しゆさぶりが来ても大丈夫。

すごくうまくいったら元本を引き上げて利益で投信を買う。こうするといつ売っても、手元には利益が残ります。
バブルで怖いのは元本も何もかも吹っ飛ぶことです。
私の世代の人ならリーマンショックetc.を覚えておられるでしょう。

市場がイケイケムードになった時が危ないときです。熱くならず冷静に投資する人しかリスクのあるものに投資するのに向かない気がします。

あと売りやすいものに投資すること。
買うのは簡単だけど売ろうとすると大変なものがあります。売るところまで考えて(販売員に確かめて)買うことをおススメします。


さてどんなヘリコプターマネーがばらまかれるのでしょうか?反対にアメリカは金融引き締めを進めていることをお忘れなく。




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個人年金を作る その6 ヘリコプターマネー??? [個人年金]

昨日の広木さんの 「ストラテジーレポート」 2016年07月11日 「日本株急騰の理由:限りなくヘリマネに近い政策期待」 にも登場し、本日のNewsモーニングサテライトの池田雄之輔氏によるプロの眼http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/expert/post_114671 の後半にも登場したヘリコプターマネー。
え~!!ヘリコプターマネーするの~???  です。
ヘリコプターベンの異名をとるFRB前議長のベン・バーナンキ氏と安倍首相・黒田日銀総裁とが昨日歓談したというからするんでしょうね~。嫌だな~。でもそのうわさ?のせいで連日株価は上がってますけど…。

これって病人に強力なカンフル剤を打つようなものだから一時的にはいいけれど、決して健康体になったわけではないので、できれば体力付けてじっくり回復することも同時にやって欲しいけれどしてくれるかなあ?

アメリカだってヘリコプターマネーの出口戦略が成功したことはなく、現在は過剰マネーの後始末中でイエレンさんが慎重に慎重に推し進めていて成功できるかどうかというところなのに~。あまりやって欲しくないんだけどなあ~。
安倍首相のお望みどおり一時的にはインフレになると思うけど、その後はどうなるんでしょうか?

結局日本の金融政策ってアメリカ主導なんでしょうか?



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個人年金を作る その5 Newsモーニングサテライト 掘古さん [個人年金]

今日(7月11日)のNewsモーニングサテライトの特集 掘古さんの 「日米株価に明暗か 今後の展望は」 はなかなか恐ろしいものでした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/feature/post_114592

ドル円についてと、それに連動した日経平均についてです。100円割れを合理的な水準とし、かなり続くので今すぐドルを買ってもなかなか利益は出せないとのことでした。そして日経平均は15000円割れぐらいとしていました。

私も1ドル100円と思っている人間なので、多分そうなるだろうと思っていた内容ですから、やっぱりと思うものの今後は難しいなあと思うばかりです。
きょうのオマケ(出演者が番組終了後に雑談するもの)も併せて観ると特集がより理解できると思います。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/omake/post_114596


先日も定期預金を作りに銀行へ行ったのに、窓口で投資信託や保険商品の説明を延々と受けました。
やっぱりドルがらみの保険商品を勧められました。「為替は読めないから」と断ったのですぐ引いてくれましたが、これではお年寄りの被害者がいっぱい出そうです。
だっていくら預金を持っているかバレバレですから。
情報取集として一応説明は聞きますが、家で相談しますと言って帰りました。

ただもう少しすると、保険商品の取扱手数料を銀行で明示するようになるそうです。
投資信託だってしてますよね。そのせいでノーロード(手数料無料)が増えましたし。
いい方向にあるのではと思ます。
きっと上司に「〇〇の保険をいくらいくら売れ!」と言われてるんでしょうね。私たちが損しても自分のお給料は逆に確保されますもんね。
でもね、そんなことをしているといずれお客に逃げられますよ~。

私はもう少し日本の金利が上がったら年金保険もありかなと思っています。
それまで待ちます(笑)


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個人年金を作る その4 少し落ち着いてきたので。 [個人年金]

少しBrexite(ブレグジット?ブリグジット?)も落ち着いてきたので、ここからは少し動けそうです。
7月1日のNewsモーニングサテライトに藤戸さんが出演されてました。
アメリカの利上げが年末1回、もしくは年内はない、逆に量的緩和QE4(すでにQE3までは行っている)の実施や利下げまで予想されていました。
そして次はチャイナリスクとか。

こうだったら株高、株安と解説されているので、単純に株高株安と考えず、前提がどうなるかチェックが必要でしょう。簡単な年ではないですね。今年はこういう年ですかね。

アメリカも日本も選挙があるので国は動くでしょうが、為替も株も少々乱高下するでしょうから、

超安全策 預金(今ならボーナス向けの金利アップのあるもの)
安全策  個人国債(短期または変動)
ちょっと安全策 日経平均連動型投信(販売手数料や信託報酬が安いもの)
       為替変動に関係のないもの(ある場合は為替ヘッジがあるもの)

かなあ~と思っています。

積極策に出るのはもう少し先ではないかと思います。

それにしても数パーセントの金利があったころが懐かしいです。そんなに悩まなくてもよかったんですから。





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個人年金を作る その3 様子を見る [個人年金]

先週のイギリスEU離脱でしばらくいろいろな市場が混迷すると思われるので、今からこの夏のボーナスの運用や退職金の運用をしようと思っていらっしゃる方は、しばらく様子を見るのがいいかと思います。
すでにうまく運用をしてこられた方ならいいのですが、これからの方はどう動いていくのかトレンドが出てからでいいと思います。うっかり銀行や郵便局の投資窓口には行かないようにしてくださいね。

今のところ金融関係の窓口に座っている人は私たちの味方ではなく、会社や上司の指示で商品を売って自分の成績を上げようという人が95%です。(そうでない人はやめていく…) お化粧品と同じなんですね。こちらに必要なものではなく、今売りたい商品をおススメしてくれます。
いい販売員の人はおススメしても断るとすぐ引いてくれますが、そうでない人はひつこいです。ごり押ししないで成績のいい販売員の人が、化粧品も金融商品も相手に合わせて上手く売っていると思います。

ということで私もしばらく様子見です。信用取引等ゆめゆめお考えにならないように。
あえてというなら金のETFぐらいでしょうか?でもリスクオンで金価格が上がっても、円が高くなると金価格は下がるので、それほどはプラスにならないかもしれませんが、倒産しないということで。
日本の金価格は、金の価格 × ドルの価格 なので単純に金の価格で買えるわけではありません。
これでいままであまり買わないようにしていましたが、こう不透明だと考えたくなります。

それと円が強いということはどういうことなのか考えたいと思います。
金融機関は日本の金利の低さを理由に海外投資を勧めてきますが、強い通貨を持つ方がいいのではと単純に思ってしまいます。さてどうなんでしょうか?



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イギリスEU離脱 [個人年金]

大方の予想に反してイギリスはEU離脱。
日本の年金運用は大丈夫なんでしょうか?

私は為替がらみのものはほとんど持っていないのでダイレクトに為替の影響を受けることはないのですが、
株式市場はそうはいきません。週明けの株式市場はまだまだ荒れるでしょうねぇ。

前日までブックメーカーの予想まで持ち出して拮抗しつつもEU残留予想のニュースが多く、順当ならそうだろうなと思いつつも、あまりに残留一辺倒だったの大丈夫かな?と思っていたら悪い予感が当たってしまいした。

そのうえローマ初の女性市長ビルジニア・ラッジ氏(37)もEU離脱派。
彼女は「五つ星運動」という政党に所属しており、「五つ星運動」は芸能界出身のベッペ・グリッロ氏が既存政党に対抗して立ち上げた、反体制派の新興政党。厳しい緊縮財政への反発から、EU(ヨーロッパ連合)に批判的で、単一通貨「ユーロ」にも反対の立場だそうです。

こうしてEU離脱がイギリスだけでなくなってくるとヨーロッパが混迷してそれがまた日本市場の混乱を引き起こすんでしょう。来週はかなり大変なことになると思います。

広木 隆さんの「ストラテジーレポート」

EU離脱となった英国民投票の結果を受けて
https://info.monex.co.jp/report/strategy/20160624_01.html
が大変参考になりました。
あわてず機敏に行動できたらと思います。



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Brexit(ブリグジット)とは、”英国のEU離脱”を指す造語で、「British(英国:イギリス)」と「Exit(離脱)」の2つの組み合わせ [個人年金]

もうすぐ英国がEUを離脱するかどうかの投票が始まりますね。
Brexit(ブリグジット)リスクという言葉をよく聞くので調べてみると、

Brexit(ブリグジット)とは、”英国のEU離脱”を指す造語で、「British(英国:イギリス)」と「Exit(離脱)」の2つを組み合わせて造られました。 英国のEU離脱が決まれば、経済や政治に大きな影響が出ることから広まった造語です。

ということだそうです。

イギリスのEU離脱についての開票は、日本時間 24日(金)朝6時から始まりお昼には過半数が開票され離脱か否か判明しそうだとか。

こういうものに私たち日本の投資は影響されてます。もう昔のように日本国内のことだけでは株式投資は無理なのです。
あまりひどかったら鎖国してもいいのではと思うこともあります。あまりに他国の事情に日本の市場が振り回され荒らされているように感じるからです。

先日も銀行で預金の継続手続きをしていると。、隣の窓口で、おそらく元本割れしている投資信託をどうするかの相談がなされていました。私も勧誘を受けましたが「投資信託と相性が悪くって~」といって逃げました。
みなさん気を付けましょう。




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個人年金を作る その2 情報収集 [個人年金]

《化粧品と同じでアフェリエイト等してませ~ん。また特定の商品の推奨はいたしませ~ん。》


個人年金を作るには情報収集が欠かせません。
いろいろ読んだりしています。


私の基本スタンス。

まず現役ではないので時間があります。(現役の人は時間やエネルギーがない場合が多いですね。)
年金を作るといっても基本は預金です。
そしてインフレに対応することも考えています。(デフレなら預金しておくだけでいい。)

まず預金。
でもこのマイナス金利。どこも低いですね~。
使うのは信託銀行や地銀のキャンペーン。でも前より低いです。
それと 「新たな資金で!」 でと言われることが多いので困ります。
でも0.01%よりましですよね~。
0.01%って100万円を1年預けて100円です。100円!電車代がかかったらマイナスです。
ある信託銀行はキャンペーン期間中、新規顧客は100万円以上で店頭表示金利に0.05%プラス、そうでない人は0.02%プラス。
(金額が上がると金利も上がります。)あとはグッズをくれます。
または銀行の株主優待。金利が上乗せされます。金額に上限はありますが、この低金利だと利用価値あります。

でもこの低金利では、もう安心して預かってもらうという風に割り切るしかないかなと思います。
ネット銀行ならもっと金利がいいところもあると思いますが、私の基本は 店舗あり です。
手続等は店舗の方が早いし確実です。このあたりは無職の強みで平日動けます。


次に預金以外ですが、今年初めて国債を買いました。10年変動金利で、利率は0.05%
今は証券会社のボーナスが付いて 某証券会社は100万以上200万未満で2000円(金額によって違う)某証券会社は300万以上400未満で9000円プレゼントと証券会社によっていろいろ違います。
1年たったら解約できて、0.05は最低金利なので変動と言ってもこれ以上下がらず、中途解約すると直近2回分の利子がもらえません。なので1年で解約するとボーナス分が金利となります。
10年預ける気にはならないけど1年だったらいいかな?
でも国債がいやという人には向かないでしょう。


また預金以外にリスクが生じる投資をするには特に情報が必要です。
トレンドを知るために毎日 「Newsモーニングサテライト」 を録画して見ています。
最初何が何だかわからないので録画を休み休み見て、1か月ぐらいでなんとか最初から最後まで通して見ることができるようになりました。
最近は必要なところだけ飛ばして見ることもできるようになりました。

特に 「プロの眼」 がお勧めです。いろいろなゲストが自分の考え方を説明してくれます。
三菱UFJモルガンスタンレー証券 藤戸則弘さん、
東短リサーチ 加藤出さん
のお二人の意見はよく参考にしています。

これを見続けて思うことは、最近特に不透明なことが多く、円も円安方向か円高方向か意見はバラバラで一致しません。ということは誰にもわからないということでしょうか?特に私のような素人にはわからないということでしょう。

インターネット上では

豊嶋逸夫さんの 「豊嶋逸夫の手帳」
http://gold.mmc.co.jp/toshima_t/

マネックス証券 広木 隆さんの「ストラテジーレポート」
https://info.monex.co.jp/report/strategy/index.html?scid=marketTabRep02&_ga=1.154546424.1792175246.1455246384
この方もNewsモーニングサテライトのプロの眼に時々出演されます。
もちろんその回もしっかり見ます。

木村佳子さんの 為替の話・トレンドを掴め!(毎週木曜日更新)
http://www.moneypartners.co.jp/market/kimura/


大きな方向で、これから金利は上がるのか下がるのか、株価は上がるのか下がるのか、円は上がるのか下がるのか。これが頭に入っていないとリスクのある投資は難しいと感じています。



そして退職金など大きなお金が入ってきた人には、銀行でも投資信託、保険商品等勧められますよね。
でも手数料の高いこと。
例えば1000万で2%の手数料は20万円です。でもこれって契約するまでわかりにくいですよね。

そして外貨がらみのものを勧めてきます。それも為替ヘッジのないもの。
円安トレンドがはっきりしていて解約やスイッチングが容易ならいいですが、
いちいち為替の動向をチェックなんてしたくない人には全く向かない商品です。
銀行にとって儲かる商品なんでしょうねえ。

もっとすごいのは仕組債。〇〇が△△したら適用為替ははXX、△△しなかったら適用為替はYYなどと、理解しにくいし、よく考えたらすごく儲かるときは相手がもうかり、すごく損する時はこちらが損する仕組みになっているように思います。
よくあるのは 「期間中一度でも為替が〇〇円になったら…」 というものです。ならなければ結構いい商品ですが、でもそんな保証はありません。上手くいけばその辺の商品より利益がありますが、損するときは大きく元本割れします。
売る方は「大丈夫です。ここ1年そんなことは一度もありませんでしたから…。」と言います。
まるで丁半ばくちです。そんな商品が大手金融機関で堂々と売られています。
一度私は言ってみたいです。「大丈夫ですというのなら、あなた買っているの?損が出たら補てんしてくれるの?」と。


まだまだ金融機関は自分たちの取次手数料が高いものを売る方針のところが多く、富裕層は別かもしれませんが、一般客のことを考えてふさわしいものを勧めてくれているようなところはほとんどありません。

早く、顧客をもうけさせてそれに合わせて手数料収入を上げる方針に変わっていってほしいものです。


次回は「敗者のゲーム」(Winnig the Loser's Game)についての予定です。




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個人年金を作る その1  個人型確定拠出年金(個人型DC)、主婦・公務員に拡大 改正法が成立 [個人年金]

私は40代で退職したのでそのとき個人型確定拠出年金(個人型DC)を考えましたが入れませんでした。
でもよく考えたら旦那の会社は企業年金がないので旦那は入れたんですよね。そしたら節税効果があったのに…。でもあまり入って欲しくないのかほとんど宣伝されてなかったと思います。

ここからは朝日新聞と日経新聞からの抜粋です

企業年金制度は、確定給付型の企業年金制度と確定拠出年金(企業型)に大別される。

これまでは自営業者や企業独自の年金がない会社員ら約4千万人に限られていたが、主婦や公務員らにも広げ約6700万人が対象となった。低所得で国民年金保険料が免除されている人は加入できない。

別の私的年金で、従業員のために原則として企業が運用資金を出す「企業型DC」も拡大。従業員100人以下の中小企業を対象に、DCの導入に必要な書類の多くを省略して事務負担を減らす簡易型DCの創設を認め、導入を促す

国民年金と厚生年金は、少子高齢化に応じて年金額の伸びを自動調整するため目減りしていく。厚生労働省の2014年の試算では、夫婦2人のモデル世帯が受け取れる厚生年金の水準は経済が高成長するケースでも30年後に現在より2割下がる見通し。私的年金の拡充は、公的年金だけでは将来の生活を保障しきれないという背景がある。(久永隆一)

 NISAは120万円までなら運用益に税金がかからないのが売り。だが確定拠出年金で非課税なのは運用益だけではない。掛け金の全額が課税対象の所得から差し引かれるのでその分、所得税や住民税が安くなる。
たとえばパートの収入などで年100万円の課税所得を稼ぐ主婦が月1万円ずつ積み立てると単純計算で年1万8千円分の所得税と住民税を節約できる。10年続ければ18万円だ。年金の受取時にも退職所得控除か公的年金等控除の対象になる。

 掛け金は多いほど有利になる。ファイナンシャルプランナーの宮崎勝己氏は「最もメリットが大きいのはすでに企業型を利用している人」と指摘。「企業型に個人型を上乗せして掛け金を増やせば一段の節税効果を期待できる」と解説する。

のだそうです。私が入れるのは来年の1月からですが、入ろうかどうしようか考えています。


ただこれが成立したということは年金の第3号被保険者(専業主婦は掛け金なしで加入できる)はなくなっていくのだろうし、私がもらえるのは65歳ではなく70歳代かも…。金額ももっと減るでしょうし…。

やはり自分でプラスαの年金を作っていくしかないようです。
すでに保険会社の年金保険には入っているので、60歳から10年間は出ます。
その後のものを考えています。
そろそろNISAも落ち着いてきたのでNISAにも入ろうかなと思っています。

私はあまり国を信用していないので自分でコントロールできる年金を作りたいのです。
税金の免除は魅力的ですが運用があまりうまくないのと、ブラックボックス的なところが困ります。
国民年金は状況によったら、60歳を超えてから早期受給も考えています。

今、投資信託をチェックしています。以前より販売手数料無料、信託報酬の低いものが増えました。株やETF代わりに売買できる気がします。
本も読んでいます。自分へのメモ代わりにちょくちょくUPしていきたいと思います。



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