和歌を歌に 作曲 次郎丸 智希さん

先日友人から和歌を歌に作曲している人がいると教えてもらいました。
何曲もあるのですが、気に入った曲２曲を貼り付けます。

１曲めは「天つ風」　僧正遍昭
　天つ風　雲のかよひぢ吹きとぢよ　をとめのすがた　しばしとどめん
　　https://www.youtube.com/watch?v=nT_qjQ8nUeg
フランス歌曲のような伴奏に何度も言葉が繰り返されて、僧正遍昭ってこうゆう人かもと思わされる歌曲です。作曲は　次郎丸　智希さん、歌唱はバリトンの　東 平聞さんという方です。（どちらにも会ったことないけど）

２曲目は「わたの原」　参議篁
　　わたの原　八十しまかけてこぎいでぬと　人にはつげよ　あまのつりぶね
　　https://www.youtube.com/watch?v=1zK3Ul5I09I
１曲目とは違って悔しい気持ちが切々と伝わってくるドラマティックな歌曲。仕事してたらこういう気持ちになることってあるんじゃないでしょうか。
作曲は１曲目と同じ　次郎丸　智希さん、歌唱はバリトンの池田真己さん（こちらも会ったことありません）

５７５７７をこんなに自在に操って長さのある曲に仕上げていることに驚きますし、ピアノ伴奏もとても素敵。この方はどうやって作曲しているのか聞いてみたい気がします。私の妄想では和歌のイメージからメロディーを作っているメロ先な気がしています。
他の曲も聴いていきたいです。