春よ、来い [音楽 CD紹介]
neue musik:YUMI MATSUTOYA COMPLETE BEST VOL.1
- アーティスト: 松任谷由実, 松任谷正隆
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 1998/11/06
- メディア: CD
3月になり春が近づいてくると、TVから聴こえてくる「春よ、来い」。もちろんユーミンの名曲ですが、私はこの曲を通して聴いたことがなかったので、TUTAYAでCDを借りてきました。「Neue Musik」の中に入っていましたが、歌詞が泣けてきます。(多分ここに書けないですよね。JASRACはずいぶん厳しいらしいです。鼻歌を歌っていたらJASRACが来るという冗談があるほどですから)
ユーミンファンにとってはあたり前のことかもしれないけれど、この歌詞を見て思うのはこの人はずっと少女の心をもったまま大人になったんだろうなということです。「卒業写真」とかの頃からあまり詩のテイストがかわらない気がします。こんなに活躍していろいろな経験をしたら純粋な心を保つのはむつかしいように思うのに、ずっと少女の心を持ち続けるなんて、天才はちがうなあと感心してしまいます。
そしてもうひとつおどろくのがこれが1994年の作品だということです。これってNHKの朝ドラのテーマ曲だったと思うのですが、この曲を聴いても10年もたったなんて思えないんです。きっとこういう曲っていつまでも古さを感じさせずにずっと受け継がれていくんだろうなあ。
年をとったせいかもしれませんが、懐メロという意味ではなく、長く受け継がれていく曲を聴いていたいなあと思う今日この頃です。
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