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最近の母 その後 [認知症]

前より間隔を詰めて母のところに行っています。今までほとんど行かなかった兄にも1回だけですが行ってもらいました。
すこしよくなってきました。

嚥下のことですが、介護士さんによると、母の場合は呑み込めないのではなくて、舌の動きが悪くて食べ物をうまく送り込めていない状態だそうです。
いわゆる 「嚥下が悪い」 というのは 呑み込めない、ゴックンできない状態 だそうで、母の場合はそうではないので、うまく食べ物を奥に運べると呑み込めるのだそうです。なのでまだ流動食にはしていないそうです。
それとブラシによる舌のマッサージを続けてくださってます。

また本当に嚥下が悪くなったと思われる場合は、歯医者さんがレントゲンを撮って確かめてくれるそうです。


前回書いた日本の歌のCDですが、今回は日本の歌の3をかけました。一番反応したのは 並木路子さんの リンゴの唄 です。コロンビアさん、いい音源持っているんですね。
他の歌はリズムを取って聴いているだけでしたが、この曲がかかったとたん、顔つきが変わり、言葉もすぐ出てきました。うまく意思疎通できているとは言い難いですが、声を出すことも舌の運動になると思って話しかけ、少しでも多くしゃべってくれるようにしています。

あと、もうほぼ車いすになりかけていましたが、言葉が出ると立ち上がって、歩行器でゆっくり歩けるようになりました。そのかわり転倒して頭を打つリスクも一緒に戻ってきてしまいます。痛し痒しです。

あと、手のマッサージも少しですが、効果がありました。手をさすったら、私の手をさすってきます。五感による刺激も有効なのかなと思います。

こう書いたものの、変化は微々たるものです。その積み重ねができるのかどうかはわかりません。

そしてこういう部分は個人差もあるのであまり無茶をさせたらいけないと思いつつ、かなり進んでいても周りの対応で変わる部分もあるのかなあとも思います。


茂木健一郎先生は脳みそに可塑性があるとおっしゃてますし、アルツハイマーの研究は進んでいるので、母には間に合わなくても、次の人たちに間に合えばなあと思います。



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albireo

ご無沙汰して居ります<m(_ _)m>
お母さんのこと、色々と大変だと思いますが、Gottonさんが体調を崩されないよう、お気を付け下さい。
少し前に、インターネットで受講していた、JMooc・gaccoの『よくわかる!iPS細胞』という講座で、iPS細胞を使ったアルツハイマーの新薬の研究を進めているという話も聞きました。少しづつであっても、仰るように「次の人たちに間に合」うことを、僕も期待しています。
by albireo (2015-05-04 21:17) 

Gotton Factory

albireoさん、たくさんのnice!、ありがとうございます。こちらこそお久しぶりです。
albireoさんが車イスのお父様と外出されている記事を、すごいなあ、いろいろ大変なことがあるだろうなあとと思いながら読んでいます。
私はまだ車イスを押すのも下手だし、ベッドや椅子から車イスにのせるのもまだまだうまくいかないです。
iPS細胞は本当にいろいろな可能性のあるものなんですね。アルツハイマーの研究が早く進むことを私も願います。
by Gotton Factory (2015-05-05 09:21) 

Gotton Factory

ぼんぼちさん、nice!ありがとうございます♪

by Gotton Factory (2015-05-07 20:26) 

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