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ゲキシネ 劇団☆新感線 五右衛門ロックⅢ ジパングパンク [演劇]

ゲキシネ 劇団☆新感線 五右衛門ロック ジパングパンク 観てきました。2200円でした。
これってロックミュージカル?(この言葉毎回書いてるかも…。)
前回の薔薇とサムライよりずっとミュージカルでした。音楽は岡田司さん。作詞は森雪之丞さん。
主演は三浦春馬君と蒼井優さん、たしか三浦君はアミューズだったと思いますが、三浦君がたくさん歌い踊ります。歌も上手だけど踊りも結構上手だったのでちゃんとダンスのレッスンしてるんだね~という感じです。そのせいか殺陣も決まってました。

劇団☆新感線にはいろいろ期待してしまうので、一定レベル以上の舞台である上での感想を書きたいと思います。
お話はⅠやⅡのほうがしっかりしている気がします。もしかしたらもっと歌を省いてすっきりさせたらお話もしっかりすのかも。なんかいろいろ詰め込みすぎな感じがします。といってもいわゆる初演ですから、再演すればよくなるんじゃないでしょうか。

それとふと思うのは中島かずきさん、もうお気楽な脚本を書くのがちょっと苦痛になっているのではと思ってしまいました。私は「蛮幽鬼」のようなしっかりしたお話を書くのが好きなんじゃないかと思います。コミカルなシーンが挟まれる程度ならいいけれど、コミカル路線の脚本はしんどいのではと思ってしまうんです。

Ⅱ幕に入って人間ドラマが展開されると脚本ががぜん生き生きしだしたような気がしました。三浦くんもそれによく応えていたように見えました。

私の妄想ですが、アミューズから 《三浦春馬主演で爽やかなミュージカルを》 とオファーを受けたのではないでしょうか。1幕はひたすらその路線で走りましたが、2幕は劇団の好きなこともやらしてもらうよといった感じに見えました。
それとアミューズからかなりの制作費が払われてたんじゃないかと。 その他大勢の人たちの衣装が変わる変わる。お金かかってるよねって感じです。


一方で、村井国夫さんの悪徳商人、さすがでしたね~。私はレ・ミゼラブルのジャベール役でしか知りませんが、なんといっても声がいいです。歌はもちろんうまいです。存在感があります。

麿赤兒さんもよかったです。秀吉、怪演でした。

劇団にはこういう年齢の劇団員がいないので、誰かを呼んでくることになりますが、今までも北大路欣也さん、最新作では平幹二朗さんなど舞台での実力派を呼んできてますよね~。

蒼井優さんは、底知れない凄さを感じました。映画でもTVでも舞台でも難なくこなしてしまう。全く頑張ってる感がありません。ごく自然体。舞台は映像とちがってボロが出やすいですが、それがない。体も良く動くし表情も豊かです。小さな枠にはまる人ではないので、今後がますます楽しみです。


初めて劇団☆新感線を観る人には、できれば薔薇とサムライあたりから見て欲しいですが、三浦春馬君のファンなら、迷わず観ることをお勧めします。

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Gotton Factory

albireoさん、ふじかわさん、nice!ありがとうございます。m(__)m
by Gotton Factory (2014-04-05 15:43) 

Gotton Factory

ぼんぼちぼちさん、nice!ありがとうございます。m(__)m
すこ~しずつですが、ピンクのぞうさん、閲覧数が増えています。
100を超えたら再度登場、と思っています。
by Gotton Factory (2014-04-14 16:40) 

Gotton Factory

beeー15さん、初めまして。そしてnice!ありがとうございますm(__)m
by Gotton Factory (2014-04-15 08:28) 

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